サッカーで使われる用語「ダービー」とは

サッカーで良く使われる「ダービー」とは「ダービーマッチ」のことで、基本的には同じ地域に本拠地を持つチーム同士の試合のことをいいます。これに加え、歴史的な背景から対立している都市同士の試合や、民族問題、貧富の差による社会的な対立によるものもあり、一言で表すならば「ライバル同士の試合」になります。

発祥は諸説あるものの、イングランドの地方都市「ダービー」で行なわれた試合のことだと言われています。また、地域や歴史的背景に関わらず、実力や人気でリーグを代表するようなチーム同士の試合をナショナルダービーと呼ぶこともあります。

ダービーは大きく分けて、前述の「ナショナルダービー」、同じ行政区画や近隣関係にある行政区画に本拠地を置くクラブチーム同士の試合である「ローカルダービー」、長期的に行われている伝統の試合である「クラシックダービー」があります。

選手や監督だけでなく、ファン・サポーターも戦う!

ダービーマッチはその他の試合と比べて最も熱狂する試合であり、選手や監督、チームスタッフはもちろん、ファン・サポーターも一緒に死に物狂いで戦います。

有名なダービーマッチといえば、スペインのリーガエスパニョーラの「エル・クラシコ」。レアルマドリードとバルセロナの一戦ですね。常に優勝を争うだけでなく、スペインの2大都市を本拠地とするため、互いの対抗意識が強く、世界で最も注目を集めるダービーです。

Jリーグでも多くのダービーが

日本のJリーグでは地理的なライバル関係が多く、ローカルダービーが主です。まだ世界と比べるとJリーグの歴史が浅いため、世界的に有名になっているダービーマッチはほとんどありませんが、試合を盛り上げるために様々なダービーがあるんです。特にJ1には横浜Fマリノス、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横浜FCと神奈川県を本拠地とするチーム同士のダービーや、ガンバ大阪とセレッソ大阪のダービーなどもあります。多摩川を挟んだ川崎フロンターレとFC東京の多摩川クラシコなども面白いアイデアですよね。

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