食事前にトレーニングすることのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

食前トレーニングのメリット

★メリット★
・脂肪燃焼に効果的
糖分の血中濃度が高ければ、そのまま糖分がエネルギー源として使われます。(身体にとって効率的なため)しかし、糖分が枯渇している時は、運動エネルギーは脂肪から引っ張ってくる必要がありますので、脂肪燃焼には効果的です。

・トレーニング後の食事が脂肪になりにくい
トレーニング後に食事をすることで、普段であれば脂肪へ向かうはずの栄養を、疲労している筋肉へ送らなければいけなくなりますので、栄養が余りにくく、脂肪になりにくい食事をすることができます。

食前トレーニングのデメリット

★デメリット★
・怪我のリスクアップと運動自体の効果が落ちやすい
空腹状態でのトレーニングは、トレーニングそのものの効果や、空腹時に起きやすい集中力低下から、事故・怪我などの危険性に影響を及ぼすことを忘れないでください。

・筋肉が分解される
糖分の血中濃度が低いと、筋肉からもエネルギーを得ようとします(カタボリック)その為、トレーニングをしても逆に筋力が落ちる可能性もあります。
ただ、ボディビルダーでもなければ、そこまで気にすることではありません。
筋肉にはマッスルメモリーというのがあって一度付いた筋肉を元の量に戻すことは比較的容易です。

ダイエット目的なら食前トレーニング

ダイエット目的であれば食前のトレーニングが最も効果的です。
脂肪から直接エネルギーを補給する働きは無視できません。
デメリットのひとつであります筋肉の分解も、別のタイミングで筋トレをすることで影響を最小限にすることができます。
しかし貧血などのリスクはしっかりと考えてトレーニングをした方が良いでしょう。

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