昨シーズン2年連続となるシーズンMVPを獲得した二コラヨキッチ率いるデンバーナゲッツ。
ヨキッチがMVPを獲得するほどの活躍をするものの、シーズン順位は6位の48勝34敗で、プレーオフ1stラウンド敗退でした。
レベルの高いウェスタンカンファレンスで、2シーズン前のカンファレンスファイナルまで行くには、ヨキッチだけでは難しいなかで、今シーズンラストピースとなる、ジャマール・マレーが全休から復帰してきます。
マレーの成長と大怪我
2016年ドラフト7位でナゲッツから指名され入団。
右方上がりに成長をしていき、19-20シーズン開幕前にマックス契約となる5年1億7000万ドルで契約延長を結ぶほどに、チームの中心選手となり、マレーとヨキッチの成長により、チーム成績も向上し、19-20シーズンは、シーズン3位。プレイオフでもカンファレンスファイナルまで進出しました。
優勝候補の一角とした挑んだ20-21シーズン、期待通りの成績を残していき、プレイオフまでシーズン残りわずかとなった4月中旬に、マレーに悲劇がおこります。
4月のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で負傷し、左ひざの前十字靭帯断裂という怪我を負ってシーズンアウトなりました。
マレーを欠いたナゲッツはシーズン3位で終えるも、カンファレンスセミファイナルで敗退となりました。
この怪我の影響で翌シーズンとなる21-22シーズンは全休。
マレーを欠いたシーズンとなったナゲッツはシーズン6位。プレイオフ1stラウンド敗退となりました。
出典:YouTube
1年半ぶり復帰の今シーズンの活躍に期待
昨シーズンの後半に復帰の情報もありましたが、復帰はせず全休となったマレーが、今シーズン開幕から復帰となります。
前十字靭帯断裂とアキレス腱断裂から復帰、過去の選手を見ている限り、なかなか怪我前のパフォーマンスに戻すのが時間がかかったりするので、すぐにインパクトのある活躍は難しいかもわりません。
また、出場時間もコントロールされるとは思います。
それでも、マレーの復帰をチームにプラスは間違いなしです。
ヨキッチとマレーのワンツーパンチが戻ってくれば、ナゲッツが昨シーズン以上の成績を残すことは間違いないでしょう。
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