アメリカ発祥のスポーツ

ローラーダービー(別名、ローラーゲーム)とは、ローラースケートレースとパンクロックが融合したスポーツゲームで、男女5人ずつ計10人が1チームとして参加する。各チームからは2人ずつ“ジャマー”と呼ばれる得点役を用意し、縦40メートル×横70メートルのトラックを4周する間に、このジャマーが相手チームのメンバーを何人追い抜くことができるかを競い合う競技です。

ルール

WFTDA/MRDAスタイルのローラーダービーは、バスケットボールと同じ程度の広さ(約27m×約17m)の平面コートに、幅約3.6mの楕円形のトラックが敷かれ、2チーム各5名の選手がローラースケートを履いてそのトラック上を時計と反対回りで滑り、競争し合います。
試合ゲーム(game)はバウト(bout)とも呼ばれ60分を30分ハーフ(ピリオド)で行わます。2つの30分ピリオドの間に5分以上の休憩時間が設けられます。各ピリオドは2分以内のジャム(jam)と呼ばれるセットで構成されています。

得点と勝敗

勝敗は、ジャマー(jammer)と呼ばれるポジションの各チーム1名の選手(ヘルメットに大きな★印)が、各ジャムで相手選手を何人抜くかで決まります。

他4人はブロッカー(blocker)ですが、その内のリーダー役(ヘルメットに太い縦 線)1名をピボット(pivot)と呼びます。ブロッカー陣はパック(pack)と呼ばれる壁を作り、味方のジャマーをサポートしつつ敵のジャマーに抜か れないように、腰・お尻・肩を使って相手選手を邪魔する(ブロックする)ことができます。手や足を使ってのパンチやキック、頭突き、背面からのブロック等 は反則で、30秒間ペナルティボックス入りとなります。

各ジャムにおいて、最初にパックを抜け出したジャマーをリードジャマー(lead jammer)と呼び、周回2周目から敵を1人抜くごとに1点を獲得します。

敵のジャマーも同様に得点できますが、リードジャマーには2分以内のジャムを終了する権利が与えられるので、自分が得点し相手のジャマーが得点する前にジャムを終了させるのが普通です。

2つの30分ピリオドの合計で総得点の多いチームが勝者です。

関連するまとめ

みんなで渋谷を制覇しよう!人気急上昇中のスポーツ「ロゲイニング」が渋谷の街に登場!

ゼビオ株式会社が協賛する新たなスポーツイベント「ロゲイニング in SHIBUYA」が、 2018年10月2…

プールで球技といえば水球

水泳の世界選手権が行われていますが、日本も世界との差が縮まってきたのではないでしょうか。 今回は水球について…