みなさんは競馬の騎手がどうやってなれるかご存知でしょうか。
誰でもなれる訳でもありませんね。
実際に競馬でも馬7割:騎手3割という方もいる程なので、
騎手がどれだけ大事かもわかりますね。
今回はそんな騎手について少しですが、紹介したいと思います。

騎手になるには

競馬騎手になるには、競馬学校の日本中央競馬会(JRA)のジョッキー養成所、もしくは、地方競馬(NAR)の地方競馬教養センターの養成訓練をJRAでは3年間、NARでは2年間受け、騎手免許試験に合格をしなければなりません。

騎手免許の取得よりも、この競馬学校への入学そのものが超難関となります。競馬学校の倍率は約30倍と非常に高く、その受験には技術だけでなく、年齢や体重の制限、健康状態などの厳しい条件もあります。競馬騎手になるには、これらの条件をクリアした上で、まず競馬学校に合格しなくてはならないのです。

競馬学校

競馬学校合格の狭き門を突破するには、きちんとした受験対策が必須です。さらに競馬学校の応募年齢には制限があるため(※中学校を卒業した者又は卒業見込みの者で入学時に20歳未満)、できるだけ早い時期に準備をはじめる必要があります。

そこで、近年人気なのが馬の専門学校です。競馬学校の受験対策を学ぶ“予備校”ともいえるこの専門学校では、騎乗経験や専門知識を身につけることができます。受験可能年齢を逆算し、早期に専門学校でトレーニングをすることは、技術・知識・経験の面で有利になります。ジョッキーになる夢を実現させるために、まずは馬の専門学校選びからはじめてみてください。

騎手免許

競馬学校を卒業しただけではレースに出場することは出来ず、騎手免許が必要となります。

国家資格である騎手免許の取得にも、以下のようなさまざまな条件が設けられています。

【①体重】49kg以下

【②視力】裸眼両眼で0.8以上かつ、左右とも0.5以上

こちらも身体条件は厳しいものの、身長については特に触れられていません。

試験は、学力の筆記試験・学力の口頭試験・騎乗技術試験・身体検査・人物考査から構成され、各試験の点数が60点以上で合格となるようです。
また、この免許は1年ごとに更新が必要です。

気になる合格率ですが、JRA・NARともにほぼ100%となっています。

これは、競馬学校を卒業できる者はほぼ騎手免許取得に値する実力があるからだそうです。

このことからも、騎手になるには競馬学校への入学が最大の壁と言えそうです。

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