2022年のワールドカップ開催国のカタールとは

4年に1度開催されるサッカーの祭典「FIFAワールドカップ」。2022年の開催国は、中東の「カタール」で、中東では初のワールドカップとなります。

石油や天然ガスの生産国として有名なカタールですが、首都はドーハ。1993年にサッカー日本代表が初の本選出場を逃した、あのドーハの悲劇の地でもあるんです。中東のカタールは、アラビア半島からペルシャ湾に小さく飛び出した半島国です。秋田県よりもやや狭い面積を有する小さな国で、言語はアラビア語、通貨は「カタールリヤル(QAR)」が用いられています。国土の大半が砂漠であり、夏は平均最高気温が40度を超す月もあるなどかなりの高温となることも特徴のひとつです。

世界で最も裕福な国になったことも

カタールの主要産業は、石油や天然ガスなどのエネルギー分野です。特に首都ドーハから約80キロ離れたところにあるラスラファン工業地帯には世界でも有数の液化天然ガスプラントがあり、日本をはじめ世界中に天然ガスを輸出しています。豊富なエネルギー資源を有するカタール経済は20世紀から21世紀にかけて急成長を遂げており、過去には1人あたりのGDP(国民総生産)が世界1位と、「世界で最も裕福な国」と呼ばれたこともあるほどです。現在のドーハには高層ビルが数多く立ち並んでいます。カタールは豊かで発展した国であるといえそうです。

カタールW杯の開催日は?

32カ国が出場するカタール・ワールドカップは初の冬季開催で、2022年11月21日に開幕します。

本大会の組み合わせ抽選会は、日本時間の4月2日(土)午前1時から開催されますが、新型コロナウイルスの影響で大陸間プレーオフが2022年6月13日・14日中立地・カタールで予定されているほか、ウクライナ情勢による欧州予選プレーオフ延期に伴い、抽選会は出場全32チームが決定しないまま実施されるそうです。

7大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表の活躍が楽しみですね。

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