パラリンピックのカーリングとは

パラリンピックのカーリングは、1試合8エンド制となります。
各エンドでハウスの中心に最も近いストーンを投げたチームが勝者となり、最も中心に近い敗者のストーンより内側にあるストーン数の合計が勝者の得点になります。
ストーンを投げる際、低い姿勢でも投げやすいようにデリバリースティックというものを用いるのが特徴です。
さらに車いすが動かないように、仲間が後ろから支えることも認められています。
1チーム4人で戦い、そのチームは男女混合で編成されなければならないというのがルールです。

普通のカーリングの違いとは

通常のカーリングの場合は、氷の上に固定したゴムのブロックを足で蹴った勢いでストーンを滑らせますが、車いすカーリングの場合は、氷上に車いすを静止させ、腕を伸ばしてストーンを直接つかんで、ストーンを滑らせるか、または、ストーンをつかむ長い棒のような器具(キューなどと呼ばれます)を使って、ストーンを押し出すようにして滑らせます。
通常のカーリングの場合は、ストーンの前をブラシなどでこすって、ストーンのスピードや曲がる角度を調整しますが、車いすカーリングの場合、ブラシなどでこすることは禁止されています。

実は、通常のカーリングとの試合もできる

パラリンピックでは行いませんが、スイーピングができないという点がハンディキャップがありつつも、他には体力的なハンディなどもありませんから、戦術面で上回ることができれば、互角以上の勝負をすることも可能です。
健常者のカーリングの公式の大会(地方選手権や日本選手権など)には出場できませんが、オープン大会などでは、健常者のチームに挑む車いすカーリングのチームが出場しています。

オリンピックでも大注目だったカーリング。パラリンピックでもいい成績がでることを期待したいですね。

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