当たれば怪我にも繋がるリスクのあるデッドボール。
打者は当たりたくもないし、投手も当てたくはないですが、1シーズンでデッドボールがないシーズンはありません。

その中でも1シーズンで最もデッドボールを受けた選手とその数を紹介します。

1971年ロン・ハント選手 50死球

歴代1位の記録を持っている選手はロン・ハント選手。
1963年から1974年まで、メッツ・ドジャース・ジャイアンツ・モントリオールエキスポとカーディナルズ活躍した選手で、メッツ時代に2回オールスタに選出された選手です。

50死球を記録したのは、1971年モントリオールエキスポ時代。
この年の四球は58個と四死球は108個という数を記録しています。そのお陰もあって、71年打率.279も出塁率は.402を記録しました。

この年だけ死球が多いというわけではく、1968年~1974年までの7年間リーグ最多死球を記録しています。
シーズン2位の記録が1986年の35個ですので、50という数が突出しているかがわかりますね。

ちなみに今年の最多死球は27個でした。
ハント選手の約半分ですね。

ロイ・ハントは当たりにいっていたのか

7年連続でリーグ最多死球を記録しているロイ・ハントですが、引退後に1968年のジャイアンツ移籍後から、当たるようにシフトしていった発言しています。
この年からリーグ最多死球が始まっているので、これは事実なんでしょう。

自分の生きる道としてデッドボールを受けるということを選んだかはわかりませんが、痛いだけではなく怪我のリスクもあるデッドボールをこれだけ受けるというもの凄いですね

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