大阪出身阪神一筋16年【 岩田稔 】引退
08年にローテ入りし10勝。WBC09年大会に出場し世界一メンバーに。14年には9勝を挙げ日本シリーズでも先発するなど、貴重な左腕として活躍してきた
あーこの選手が昨シーズンで引退か。
と思って調べていると、野球だけではなく、いろんな思いを背負ってプレーしていたんだと感じますね。
引退会見、引退セレモニーなど行われる選手はごく一部です。
観ている側は、まだできるのでは思ってしまいますが、本人は、、、体は元気だが決断を迫られる時がきますね。
今回は病気とも戦いながら、16年間阪神タイガース一筋でプレーしてきた
岩田稔の引退について紹介します。
岩田稔
『大阪で育ち、高校・大学も大阪でお世話になって。その中で関西の球団となればやはりタイガースなので。素晴らしい縦縞のユニフォームを着られて幸せです』
毎日数回は注射を打ってインスリンを補充し続けなければ命にもかかわる1型糖尿病を患いながら、阪神一筋16年で60の勝利を積み重ねた岩田稔。入団時に「同じ難病を抱える人たちの『希望の星』になりたい」と語った通り、「岩田稔基金」を設立して、1勝あげるたびに10万円を寄付する社会貢献にも尽力。同じ病に苦しむ人たちに勇気と希望を与えて来ました。
出典:YouTube
引退セレモニーでは
長男・輝大君が投手としてマウンドに立ち、受けるキャッチャーが岩田。打席には長女・美來さんが立ち、次女・菜心美さんが審判役。そして、子どもたちはみんな「縦縞」のユニフォームを着てセレモニーに臨みました。
引退会見でも、60勝のなかでいちばんの思い出に「長女が生まれた日の完封勝利」を挙げるなど、家族思いで知られる岩田。それだけ愛した「家族」と「縦縞」に囲まれての引退セレモニーとなったのです。
出典:YouTube
ガリクソン賞も
日本糖尿病協会から「ガリクソン賞」を授与されたことを明かしました。
同賞は小児期発症の1型糖尿病の患者でスポーツや文化などで活躍された人たちに贈られる賞。岩田は高校2年時に1型糖尿病を発症し、インスリン注射を打ちながらプレーを続け、08年からは同じ1型の患者、家族を甲子園に招待し09年からは1勝につき10万円を「1型糖尿病研究基金」に寄付するなど積極的に慈善活動も行ってきた。同賞は1型糖尿病患者として巨人やメジャーでも活躍したビル・ガリクソン氏に由来。岩田は額に入った賞状の写真とともに「念願だったガリクソン賞を受賞しました ありがとうございます まだまだ1型糖尿病は認知度が低いのでこれから国民に認知されるように根治に向けての研究が進んでいく様に地道に色々活動して行こうと思います」などと心境をつづりました。
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12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
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