みなさんは隠し球を聞いた事はあるでしょうか?
現在の野球ではあまり聞かれなくなった隠し球。
今回はそんな隠し球について少しですが、紹介したいと思います。

隠し球

隠し球は単に走者やランナーコーチの目を盗めば成功するというわけではありません。
隠し球を理解するうえで知っておくべきルールを2つご紹介します。

■タッチアウトにするまでボールインプレーである必要がある。
■ボールを持たない投手が投球動作に入るのはNG。

ボールインプレー

隠し球でタッチアウトが認められるためには、プレーが続いている必要があります。
要するに、ボールインプレーの状態です。
【ボールインプレーの状態であれば、走者は次の塁を目指す権利があり、守備側は走者をアウトにすることが認められます。】

走者がタイムを要求すると、ボールデッドとなりプレーは中断します。
プレーを再開するためには投手がボールをもってマウンドに上がる必要があります。
タイムでプレーが途切れてしまうと、タッチアウトを狙う隠し球は不可能なのです。

ボールを持たない投手が投球動作に入るのはNG。

投手がボールを持っているように振る舞うのが隠し球成功の秘訣ですが、だからといってマウンドに上がってしまうのはNGです。
ボールを持たない投手がピッチャープレートを跨いだり、捕手とのサイン交換をすることはルール違反でボークとなります。

出典:YouTube

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