プロ野球もオフシーズンに入り約1ヶ月。今年はFA宣言した選手が多く、既に移籍をした選手。まだ交渉中の選手。と、FA選手も状況は様々。

FAで選手に移籍されたチームは痛手でありますが、出ていかれるばかりでないのが、日本のFA制度。

移籍されたチームには一体何があるのか。

FA選手ランク

FA宣言をした選手には、A・B・Cと3つにランク付けがされます。ゲームのような選手能力でのランク付けではなく、現在所属チーム内での、年俸でランク付けされます。

・Aランク
チーム内年俸上位3位の選手
・Bランク
チーム内年俸上位4〜10位選手
・Cランク
チーム内年俸11位以下の選手

こちらの基準を用いて、選手にランク付けをされ、獲得したチームはその選手のランクによって、旧チームに対して補償をしなければなりません。

FAランクによる補償の違い

FA選手を獲得した場合、ランクによって補償制度は以下になります。

・Aランク選手獲得の場合
人的補償あり  プロテクトを外れた選手1名+旧年俸の0.5倍の金銭
人的補償なし  旧年俸の0.8倍の金銭

・Bランク選手獲得の場合
人的補償あり  プロテクトを外れた選手1名+旧年俸の0.4倍の金銭
人的補償なし  旧年俸の0.6倍の金銭

A・Bランク選手獲得の場合はこのようになります。
ただしFA移籍する選手が、2度目以降のFA権の行使であれば、金銭については上記の金額の半額になります。

そしてCランク選手獲得した場合の補償ですが、Cランク選手に対しての補償制度は、何もありません。
つまり前所属球団としては、年棒順位が11位の選手が移籍されると一番痛いとも言えますし、逆に獲得する球団は一番お得といえるでしょうか。

今年の場合は、ソフトバンクからFA宣言した森福選手がCランクですので、森福選手が移籍した場合、ソフトバンクには何も補償がないという事になります。

人的補償・プロテクトとは

A・Bランクがの選手が移籍された場合の人的補償とは、移籍したチームから旧チームは選手を1人獲得出来る事を人的補償と言われます。

ただし、誰でもお好きにというわけではなく、FA移籍先の球団は、「この選手は人的補償の対象外」とする獲得対象外の選手28名をリストアップできます。これがプロテクトです。
そしてプロテクト選手をリストアップし作った名簿がプロテクト名簿ということになり、この名簿をFA宣言選手と契約締結を公示された日から2週間以内に、旧チームへ提出する事になります。

旧チームはその名簿を見て、人的補償ありの補償にするか、人的補償なしの補償にするかを決める事ちなります。


頭を悩ますプロテクト名簿作り

プロテクト28名とは、誰が考えたかわかりませんが、本当に絶妙な人数だなというのが個人の感想。

FA選手を獲得したチームのファンは、ネットなどで独自にプロテクト28名を考えて公表したりとしていますが、たいていは2・3名は勿体無いという選手がプロテクト漏れをしてしまいます。

過去には巨人が横浜ベイスターズから村田選手を獲得した際に、現ソフトバンク監督の工藤公康選手が、プロテクトから漏れて横浜が獲得。
ソフトバンクがオリックスから寺原選手を獲得した時は、怪我でシーズン投げていなかった、チームの守護神馬原投手を、怪我明け選手はとらないと踏んで、プロテクトから外したら、オリックスが獲得。
阪神はロッテに、数年前の高校生ドラフト1位で獲得した高濱選手を取られたりと、人的補償起きる大物・期待の若手の移籍などあり、プロテクト名簿作る2週間は、お互いのチームの情報戦が水面下で激しくやり合っているのが想像できます。

今年のA・BランクFA選手

今年FA宣言した選手で人的補償起きるA・Bランクの選手は、オリックス糸井選手・西武の岸選手・日本ハムの陽岱鋼選手・横浜ベイスターズ山口の4選手です。

既に糸井選手は阪神。岸投手は楽天への移籍が決まりました。
西武は人的補償しないとも言われていますが、オリックスはおそらく人的補償で選手獲得すると言われています。
阪神タイガースは、28名のプロテクトを誰にするのか。
オリックスは誰を獲得するのか。
プロテクト名簿は公表はされませんが、非常に気になる展開です。

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