番長の元にレジェンドが続々集結!

三浦大輔監督就任1年目の今季、6年ぶりにリーグ最下位に沈んだ横浜DeNAベイスターズですが、それすらこの布石ではなかったのかと思えてきます。来シーズンに向けて、元横浜OBのレジェンド達が続々集結してきています。今回は斎藤隆新コーチです。

日米通算112勝139セーブ!!斎藤隆の選手時代

斎藤隆は1991年、東北福祉大学から大洋ホエールズにドラフト1位で入団。当初は先発の柱として期待され、プロ入り5年目の96年には初の二ケタ勝利とともに最多奪三振のタイトルも獲得。そして98年の横浜ベイスターズ日本一の原動力となりました。その後、大魔神・佐々木のメジャー移籍により、守護神として、2001年以降、ストッパーを務めた経験も。

36歳の時、横浜を自由契約となりメジャーに挑戦。しかし、高齢だけでなく、不振続きの成績という条件もあり、オファーはマイナー契約で、ドジャースのキャンプに招待選手として参加。メジャー開幕直後、ドジャースのクローザーが故障。斎藤はメジャーへ昇格し、クローザーも務めこととなる。1年目の成績は6勝2敗24セーブと、前評判を覆す活躍を見せる。その後、2012年までメジャー5球団に在籍し、84セーブを挙げる。

2013年、地元・仙台の楽天に復帰し、リリーフ、クローザーとして日本一に貢献。14年こそ31試合に登板したが、15年8月に現役引退を表明。日米24年間の通算成績は、112勝96敗139セーブ。

現役引退後の斎藤隆

現役引退後の2015年11月には、プロ野球球団の編成部門における実務を学ぶ目的で、インターン(無報酬の研修生)という立場でサンディエゴ・パドレスの編成業務に加わることを表明。2017年からパドレスのベースボールオペレーションアドバイザー兼パシフィックリムアドバイザー(編成本部環太平洋顧問)に就任。若手選手の育成や、チーム戦略の立案などに携わりながら、アメリカを拠点に日本球界との連携強化を担いました。

2019年限りでパドレスの顧問を退任後、2020年シーズンには東京ヤクルトスワローズの一軍投手コーチを務めています。

今シーズンは防御率が12球団唯一の4点台に終わったベイスターズ投手陣の再建なるか?斎藤隆新コーチの手腕に期待です!!

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