スキーと射撃。動と静が相反する競技【 バイアスロン 】
バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせて行う競技です。「バイアスロン」の語源はラテン語で2つを意味する「バイ」と、ギリシャ語で競技を意味する「アスロン」を組み合わせたものです。
みなさんはバイアスロンをご存じでしょうか。
トライアスロンなどはきいたことあるかもしれませんね。
バイアスロンは冬のオリンピック種目にもなっています。
今回はバイアスロンについて少しですが紹介したいと思います。
バイアスロン
バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせて行う競技です。「バイアスロン」の語源はラテン語で2つを意味する「バイ」と、ギリシャ語で競技を意味する「アスロン」を組み合わせたもので、ライフル銃を背負ってクロスカントリースキーで滑走し、その途中で射撃をするというスキー走力の速さと射撃の命中率の正確さを競います。
この競技の見どころは、「スキー走で最大スピードを追及することにより心拍数が極限に達した状態から、ライフルの動揺を抑えるためにいかに短時間に心拍数を下げ命中率を上げるか」という、「動と静」の相反する競技性を同時に行うところにあります。
バイアスロンはもともと冬の期間北欧の猟師達が弓等を背負い、スキーをはいて狩猟のために野山を駆けめぐっていたものが近代になり競技として発展したもので、オリンピック競技には、男子が1960年スコーバレー大会から、女子は1992年アルベールビル大会から採用されました。
ルール
競技では下記の7種目が行われ、種目に応じて滑走距離や射撃方法、ペナルティが定められています。
・スプリント
・インディビデュアル
・パシュート
・マススタート
・リレー(4名)
・ミックスリレー(男女2名ずつ)
・シングルミックスリレー(男女1名ずつ)
勝敗は、パシュートはゴールに到着した順番がそのまま順位となり、インディビデュアルはスキー滑走タイム+ペナルティタイム(一発の非命中弾につき1分の加算)の総合タイム、それ以外の種目はゴールをしたタイムで決定します。
スキーの滑走法はフリー走法(主としてスケーティング)で、射撃は射距離が50m、標的の黒点部の大きさは伏射が直径45mm、立射は直径115mm、標的5個に対して5発の射撃を行います。このとき標的の見かけの大きさは、伸ばした腕の指に持ったマッチ棒の頭の大きさに見えます。
リレー、ミックスリレーでは5個の標的に対して、5発+3発の予備弾を使用した射撃が可能です。5発射撃した時点で、非命中の標的があれば予備弾を使用し、8発射撃の後残った標的の数だけペナルティーループ(150m)を回らなければなりません。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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