EURO2020、ベスト4決定!!

欧州で開催中のサッカー欧州選手権「UEFA EURO 2020」は、日本時間7月4日に準々決勝が終了し、遂にベスト4が出揃いました。7日より準決勝がスタートし、いよいよクライマックスを迎えようとしています。

「UEFA EURO 2020」は、当初は2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年から2021年に延期して開催されています。

スペイン、PK戦の末にスイスを降しベスト4進出!

グループステージでは1勝2分でグループ2位。ラウンド16、準々決勝では延長戦にもつれ込むなど苦戦中のスペイン代表ですが、スコアに表れていないだけで、高いボール支配率でゲームをコントロールし、今大会ここまで、ゴール数・チャンスクリエイト数・1試合あたりシュート数ではトップの成績を残しています。心配されるのは、決勝トーナメント2試合を120分間戦ったことで蓄積される疲労度ですね。2012年大会以来となるベスト4へと駒を進めたスペイン代表、優勝候補の筆頭です。

イタリア代表、ベルギー代表との強豪対決を制しベスト4進出!

徹底した守備のイメージを覆しているイタリア代表。各国リーグの強豪クラブでプレーする選手を揃えた中盤が試合を支配し、ダイナミックな攻撃を繰り広げている今大会では大躍進。準決勝ではベルギー代表を降し、2012年大会以来となるベスト4入りを確定。国際Aマッチ32試合無敗とし、、さらに連勝を13試合にまで伸ばしています。

デンマーク、29年ぶりのベスト4進出!

グループステージ2連敗でスタートし、敗退が濃厚と見られたデンマークでしたが、3戦目となるロシア戦で大勝したことで、グループ2位で通過。そこからウェールズ、準々決勝ではチェコを降しています。

グループステージ第1節のフィンランド戦でのクリスティアン・エリクセンの思わぬアクシデントもありましたが、精度の高いボール捌きや中盤でのハードワークで、29年ぶりのベスト4進出を果たしました。

イングランド、今大会唯一の失点ゼロでベスト4進出!

グループステージは1位で通過も、3試合で2ゴールと得点力不足がささやかれていましたが、決勝トーナメントでは絶対的エースであるハリー・ケインが2試合で3ゴールを挙げ、ベスト4進出を決めました。

ここまで5試合での失点数は今大会参加国唯一の「0」と守備面が光っています。決定的な仕事をさせないディフェンスラインと、その前に陣取るプレミアリーグ屈指のボールハント能力を有する2ボランチの存在が大きいようですね。残りの試合はすべてウェンブリーで行うこともアドバンテージになり、初のユーロ制覇も射程圏と言えるかもしれません。注目です。

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