FIVBバレーボールネーションズリーグ（Volleyball Nations League）は、FIVB（国際バレーボール連盟）が2018年から開催しているバレーボール国際大会で、男子のバレーボール・ワールドリーグと女子のバレーボール・ワールドグランプリを発展的に統合した大会になります。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、男女大会とも中止となりましたが、2021年の今年は、5週に渡って世界各国を転戦する予選方式を1ヶ国の集中開催に変更して、イタリアのリミニで行われています。

今大会は東京五輪前に行われる最後の国際大会で、16チームで1回総当たりの1次リーグを実施し、上位4チームが決勝大会に進みます。新型コロナウイルス感染予防対策として、無観客開催でコートチェンジも行わないようです。

世界ランク7位の女子日本代表は、5月25日の開幕戦で、世界ランク15位のタイに3―0のストレートで勝利。2日目に世界ランク1位の強豪・中国にも3―0でストレート勝利で、開幕2連勝とすると、3日目は世界ランク9位の韓国も3―0で圧倒し、開幕3連勝を飾りました。

次戦は31日に第4戦として世界ランキング3位の強豪・ブラジルと激突します。

男子は28日に1次リーグが開幕し、世界ランキング9位の日本は世界ランク8位のイランを3―0で降し、白星発進。第2戦となる世界ランク15位のオランダとの一戦は、第一、第二セットを奪われる苦しい展開となりましたが、フルセットまでも持ち込み、3-2で勝利しました。

次戦は2018年に新設されたこの大会で2連覇中のロシア。注目の一戦になりそうです。