今シーズン注目されている阪神ドラ1佐藤輝明選手。
様々な評価の声は聞こえてきますね。
私は野手の1年目はそんなに期待していない派で、選手の実力云々より、やはりプロとアマの球の違いに対応するにはそれなり時間かかるとおもっているからです。

こう思い出したのは、近年強打者して活躍した・している大学・社会人からの目玉野手も、1年目は苦戦している印象があったからです。
そこで印象ではなく、どんなもんだったか調べていきます。

元ソフトバンクホークス 松中 信彦

史上7人目の平成唯一の3冠王。
NPB史上初の3年連続120打点(2003年 - 2005年)達成者。
時代を代表する名選手の松中信彦。

高校は熊本の八代一高(現・秀岳館)を経て、新日鐵君津に入社。
1996年にはアトランタオリンピック野球日本代表に選出され4番を任せらる。オリンピックでは決勝のキューバ戦で同点となる満塁ホームランを打つなど活躍。
キューバには敗れはしたものの、銀メダル獲得に貢献。
その年のドラフト会議で、逆指名制度で福岡ダイエーホークスから2位で指名。背番号は26。外野手として入団。
逆指名2位なので1位と変わらないと判断して対象として比較します。

即戦力野手として期待された松中選手の1年目の主な成績です。

出場試合 20試合
打席数 48
打率 .209
本塁打 0本
打点 6打点
OPS .488

大苦戦の1年目

オリンピックで4番を任せられ、逆指名できるほどの評価を得ての入団でしたが、1年目は大苦戦。2年目も34試合出場のホームラン3本とルーキーイヤー同様に苦戦しましたが、3年目に開花して23本塁打放ち、そこから13年連続二桁ホームランを記録していました。

1年目の苦戦は、社会人時代の金属バットから木のバットへの対応に苦戦したいわれています。
今は社会人も木のバットですが、当時はまだ金属バットを使っていたようです。
金属から木への変化への対応は一筋縄にはいかないといわれているので、ここらへんが2年目までの苦戦に繋がったみたいですね。

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