みなさんはビバップというダンスをご存知でしょうか。
聞いた事は少ないかもしれませんが、
見てみれば、これがビバップかと思う方もいるかと思います。
今回はそんなビバップについて紹介したいと思います。

ビバップスタイルのジャズが誕生する以前は、スウィング・ジャズという形態のジャズが主流でした。
スウィング・ジャズは、娯楽性の強い大衆のための音楽で、聴くひとが楽しく踊るために演奏されました。

楽団は大衆を楽しませるために人気曲を何度も繰り返し演奏します。
演奏しているミュージシャンは当然、同じ曲を何度も何度も繰り返し演奏しているため、演奏に飽きてきます。
スウィング・ジャズの演奏に飽きたミュージシャンは、ステージが終わった後に何人かで集まって自分たちが楽しむためのセッションをはじめました。
これがビバップのもとになったと言われています。

しかし、高度なテクニックを使った複雑なアドリブ・ソロや、ものすごく速いテンポはダンスには合わず、当初は全く人気がありませんでした。

Be-Bopは、JAZZ MUSICでステップを踏むクラブカルチャーとしてロンドン発祥で発祥した、タップ・ジャズ・レゲエ・ソウルなど、あらゆるジャンルをミックスさせたダンススタイルで、80～90年代に、Brother in Jazz、I.D.Jなどのダンスチームによって確立されました。

しかし、ストリートダンスの中ではマイナージャンルと言われており、プレイヤー人口も他のジャンルに比べ少ないですが、近年、改めてその楽しさが認知され、Be-Bopを踊るダンサーが増加しており、盛り上がりをみせているのです。