はじめに

映画「Shall we ダンス?」をご存知でしょうか?
社交ダンス教室を舞台にした映画ですね。
この映画の公開やテレビの影響などで、社交ダンスの人口も増えたと言ってもいいでしょう。
今回はそんな社交ダンスについてですが、少し紹介したいと思います。

社交ダンスの歴史

 最初に誕生した社交ダンスは、ヴェニーズワルツでした。ワルツの起源ははヨーロッパの民衆の中で踊られていたダンスだと言われています。プロヴァンス地方で踊られていたヴォルトというダンスが始まりだという説と、南ドイツからオーストリアにかけての民族舞踊レントラーというがルーツだという2つの説があります。12世紀ごろから徐々に王侯貴族たちの間で踊られるようになり、ルネサンスのころヨーロッパ各地で流行しました。

ホールドをしないで踊るラウンドダンスが16世紀のエリザベス1世の頃まで続き、その後ラ・ボルタと呼ばれる体をコンタクトして踊るカップルダンスが登場しました。18世紀後半、ヴェニーズワルツで一対の男女が向かい合ったクロースホールドで踊るようになって現在の社交ダンスの形になりました。この時をもって、社交ダンスの誕生とされています。

社交ダンス

スポーツ的要素も色濃いダンスですが、フロア上ではマナーのある振る舞いを求められます。たとえば、観客の目が厳しいヨーロッパの競技会では、他のカップルとぶつかったときや、滑って転倒した時など、その後の振る舞いに観客の目が集まります。

ハプニングが起きた時の処理に美しさがあれば、たとえ競技中であろうと拍手が起きます。競技者にとっては、そういった瞬間こそ緊張が垣間見られる一瞬なのかもしれません。

ひとたびダンスフロアに立てば、美しく舞うだけではなく、常日頃よりダンサーとしての心構えや鍛錬を積んだ成果も求められます。観客にとっては、心身ともに磨かれた彼らの姿を見ることこそが、競技観戦の楽しみなのです。

親しみやすい

日本では、比較的高い年齢層において楽しまれています。
競技をメインとする競技ダンスにおいても、例外ではありませんが、ここではより親しまれている「社交ダンス」について触れてみたいと思います。

社交ダンスが幅広い年齢の方に受け入れられている理由として

「何歳からでもはじめられる」
「体の柔軟性がなくても踊れる」
「カップルダンスである」

ということが挙げられます。

特殊なバリエーションのステップを選択しない限り、大きく足をあげたり、反ったりする必要はありません。ベーシックのステップの連続だけで、充分に楽しく、そして美しく踊れます。また、パートナーや先生と組んで踊るダンスにも楽しみがあります。

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