聞いた事ある?MVNOとは?
Mobile Virtual Network Operatorの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「仮想移動体通信事業者」という意味です。
はじめに
みなさんはMVNOという言葉をご存知でしょうか?
現在、いろんな言葉は出回っていますよね。
今回は何となく聞いた事のあるMVNOだと思いますが、
少しだけ紹介したいと思います。
MVNO
MVNOとは格安SIMを提供する事業者のこと。
Mobile Virtual Network Operatorの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「仮想移動体通信事業者」という意味です。
もっと簡単に説明すると、無線通信インフラをドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯電話会社から借り受けてサービスを提供しているのがMVNOです。
ちなみに、MVNOに対して、大手携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)はMNOと呼ばれています。
その昔、モバイル通信サービスは、総務省から電波利用免許の交付を受けた移動体通信事業者しかできなかったため、利用料金やサービス内容は大手携帯電話会社が決めた画一的なものでした。
そんな状況を変えるために誕生したのがMVNOだったのです。
メリット
MVNOの格安SIMを使うメリットは、なんと言っても料金が安いことです。
MVNOの格安SIMがどのくらい安いのかと言うと…データ通信量にもよりますが、大手携帯電話会社の半分以下です。
家族全員のスマートフォンを格安SIMにすれば、年間で考えるとかなりの節約ができるでしょう。
格安SIMの場合はデータ量も自分の利用シーンにあわせて、例えば3GB、5GB、7GB、10GBというように自由に選べるため、最適なプランを設定できます。
また、大手携帯電話会社やMVNOには最低利用期間や自動更新のいわゆる“縛り”があります。
大手携帯電話会社の場合は2年ごとで最低利用期間が自動更新され、更新月以外で解約またはMNP転出すると解約手数料が発生します。
MVNOでは、音声通話SIMでの契約の場合、最低利用期間が数ヶ月~1年ほどと短く設定されていることが多く、最低利用期間内で解約またはMNP転出をすると解約手数料が発生します。
ただ、最低利用期間の自動更新はないため、最低利用期間を過ぎれば、解約・MNP転出をしても解約手数料は発生しません。また更新月もありません。音声通話ができないデータSIMだと最低利用期間もありません。
デメリット
MVNOの格安SIMのデメリットとしては、大手携帯電話会社から回線を借りているために、混み合うと通信速度が不安定になることがあります。
また格安SIMのサービスを提供しているMVNOの選択肢がたくさんあるため、初心者はどれを選んでいいのか迷うかもしれません。
初期設定やSIMの入れ替えなども自分で行う必要があり、ハードルが高いと感じる方が多いようです。
それと、当然ですが大手携帯電話会社からの乗り換えでは大手携帯電話会社が提供しているサービスは使えなくなるため、キャリアメールは使えなくなります。
最後に
どうでしたか?
MVNOの意味を少しは理解してもらえたでしょうか?
格安SIMを使って携帯代金を安くしている方も増えていますよね。
これを機にいろいろと調べてみてはいかがでしょうか。
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