はじめに

今回は愛媛県の地ビールについて紹介したいと思います。
愛媛県と言えばみかんが有名ですが、他にも道後温泉も有名ですね。
開湯は縄文時代、聖徳太子も訪れ、日本最古とも言われる道後温泉。そのシンボルが、国の重要文化財に指定されながら、現役の公衆浴場として営業を続けている「道後温泉本館」。「霊の湯」と「神の湯」の2つの浴室があり、「霊の湯 三階個室」「霊の湯 二階席」「神の湯 二階席」「神の湯 階下」4つの入浴コースを選択して楽しめます。

梅錦ビール

梅錦ビールは1995年1月に免許取得しました。梅錦ガーデン丹原麦酒醸造所のオープンは1996年6月です。醸造所オープンまでにビールつくりの経験をつむため、梅錦本社にある酒蔵の冷房倉庫にビール醸造設備を備え付け、試験醸造をしました。装置を納入したキリンエンジニアリングの協力でピルスナーとボックを作りました。醸造設備の見学会と試飲会を開き地元である川之江・三島の皆さんに飲んでいただきました。梅錦ガーデンができることをPRするためのイベントを開きました。

梅錦ガーデンのビールは経験が豊富になるにつれ、だんだんと品質が良くなりましたが、その理由はビール酵母をすべて新しい乾燥酵母を使うようにしたことです。また、上面発酵のエールビールや伊予かん発泡酒なども作りました。技術も段々精緻になり、モルトとホップの使い方も複雑な構成になってきました。

梅錦ガーデンは2005年閉園しましたが、Umenishiki Beerは今も5種類を販売いたしております。その5種類はピルスナー・ボック・ヴァイチェン・アロマティックエール・ブロンシュです。その中で一番多くの麦芽の種類を使っているのは、ボックです。6種の焙煎度合いの違う麦芽と3種のホップを使って仕込んでいます。ホップの場合は一度に入れるのではなく煮沸過程で早く添加するもの、煮沸末期に転嫁するなど香と苦みの抽出に工夫を凝らしています。

ビールの種類

◆ピルスナー 
香りに優れたファインアロマホップを贅沢に加えた香り溢れるビールです。オールモルトならではの確かなコク。上質なホップによる苦味は、シャープな苦味からやがて穏やかな苦味へと変化し、喉の奥を心地よく刺激します。    
◆ポック
焙煎モルトの香ばしさに包まれる高アルコールの黒ビールです。焙煎の度合いの異なる数種類のモルトを加えることによって生まれる深みのある香りと、甘くて香ばしい味わい。アルコール度数7%を超える強いコクが口の中に広がります。じっくり味わうことで、より一層お楽しみいただけます。
◆ブロンジュ
白く霞がかった、かんきつ系の香りが爽やかに広がるホワイトビアです。愛媛県産の伊予柑の皮とスパイスの一種であるコリアンダーが合わさり、類いまれな心地よい香りが生まれました。愛媛県産の麦によるやわらかな口当たりとなめらかなコク。料理を選ばない上品な味わいをお楽しみください。
◆ヴァイツェン
果実のような香りに包まれる小麦のビールです。それはまるでバナナを思わせる優しい香り。上質な麦芽と愛媛県産の麦がつくるクリーミーな泡とクセの少ないやわらかな口当たり。甘味を伴ったしっかりとしたコクと、爽やかな後味をお楽しみください。
◆アロマティックエール
まるで熟した果実のような圧倒的な香りを放つストロングエールです。その香りに負けない甘味とエールモルトのコク。アルコール度数8%を超える濃厚な味わいが口の中に広がります。じっくりと味わうことで、さらに深い味わいをお楽しみいただけます。

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