意外と知らない食道炎とは
食道炎の原因は、多岐にわたるのが特徴。最も多い逆流性食道炎は、食道と胃のつなぎ目である下部食道括約筋という筋肉の筋力低下が原因の一つです。
はじめに
みなさんは食道炎をご存じでしょうか。
聞いたことはあるが症状などは知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな食道炎について紹介したいと思います。
食道炎
食道の粘膜に何らかの炎症が起きること。具体的には、表面が少し荒れた状態であるびらんや、深いところまで欠損した状態である潰瘍などができてしまうこと。食道炎の中でも最も多い症状は、逆流性食道炎。これは胃の中の食べ物と胃液が混ざり合い、食道に過剰に逆流することで、食道の粘膜に炎症を引き起こす病気である。また、原因不明の慢性的な疾患であるクローン病やベーチェット病などの疾患の症状として、食道炎が起こることも。薬剤性食道炎や腐食性食道炎、カンジタ性食道炎、ウイルス性食道炎など、発生の原因などにより分類される。
治療
食道炎になった原因を特定し、それぞれに適した治療を行う。逆流性食道炎の場合、胃酸の分泌を抑えるための薬を服用。また、禁煙や禁酒、肥満を解消するための食事方法の改善、適度な運動など、生活習慣の改善も治療効果を高めていくために欠かせない。ウイルス、真菌などが原因の食道炎の場合、抗ウイルス薬や抗真菌薬を併用する。また、薬剤性食道炎では、原因となった医薬品の服用を中止し、粘膜保護剤を投与。腐食性食道炎は重篤な症状が多いことから、入院での全身管理を行っていく。また、いずれの疾患においても、薬物療法を続けても症状が改善されない場合、手術が行われることもある。
症状
食べたものがなかなか消化されずに胃が重く感じてしまう「胃もたれ」や、食後に胸が焼けつくように痛くなる「胸やけ」などが、初期症状として挙げられる。逆流性食道炎の場合は、「食べたものや酸っぱいものが口の中に戻ってくる」症状を訴えることが多く、げっぷの回数が増えたり、のどや耳の奥に違和感を覚えたりすることも。病気が進行してしまうと、食事をする度に食道や胸に痛みを感じるようになり、場合によっては吐血することもある。また、自覚症状がほとんどなく、内視鏡検査などで食道炎が見つかるケースも。腐食性食道炎は、発症後すぐに重篤な症状になることも少なくない。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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