はじめに

みなさんはジャパニーズウイスキーをご存知ですか。
日本のウイスキーと言えば、武鶴や山崎など有名なウイスキーが
ありますね。
そんなジャパニーズウイスキーにはどんな歴史があるのでしょうか。

ジャパニーズウイスキー

日本のウイスキー造りはまだ100年に満たないですが、独自の進化を遂げてきました。

ウイスキーの風味は、造られる風土に大きく左右されます。

日本の各蒸溜所が建設されている地域は、冷涼で湿潤な気候が多く、水も豊かでウイスキー造りには非常に適した環境といえます。

四季がはっきりとしており、ウイスキーの本場スコットランドの風土とよく似ています。

造られているウイスキーはスコッチと同じで、モルトウイスキーとグレーンウイスキー、そしてそれを混合したブレンデッドウイスキーがジャパニーズ・ウイスキーの主流です。(※中にはスピリッツや中性アルコールを混和した製品も存在します。)

製法の特徴

モルトウイスキーの原料の大麦はスコットランドやイングランド、フランス、ドイツ、カナダ、オーストラリアなどから輸入されていますが、昨今では国産品を使う蒸溜所も増えてきています。

グレーンウイスキーの原料となる小麦は約9割をアメリカから、小麦はアメリカ、カナダ、オーストラリアから輸入しています。

製造方法についてはスコットランドでウイスキー造りを学んだ竹鶴氏が始祖というだけあって、スコッチウイスキーの造り方にそっくりです。

特徴的なのは1か所の蒸溜所で、発酵から蒸溜、熟成、ブレンド、ボトリングを一貫して行うところ。

モルト原酒やグレーン原酒を造りわけ、ほとんどの製造工程を自社で完結しています。

スコッチの場合は分業制がほとんど。

他社の蒸溜所と自由に樽の交換や売買を行ったり、ブレンドする業者、ボトリング業者などがいたりします。

条件

アメリカのバーボンウイスキーやスコットランドのスコッチウイスキーと違い、日本の酒税法では、輸入した原酒を国内でブレンドしたり瓶詰めしたりすれば「国産」と表示することが可能です。

さらに食品表示基準とは違い、「最も多く使っている原料を最初に明記する」必要もありません。

サトウキビの搾りかすなどを原料にした醸造(ブレンド用)アルコールやウォッカなどのスピリッツを混ぜ合わすことが9割まで認められています。

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