夏に食べたい美味しい果物②
汗をたくさんかく夏には、失われる体内の水分とミネラル・ビタミン補給に、果物をいつもより沢山食べるのがおすすですよ。
前回載せたものの続編です。果物も種類によって含まれる栄養素が違ったり、購入時のポイントなども載せていきます。汗をたくさんかく夏には、失われる体内の水分とミネラル・ビタミン補給に、果物をいつにもまして沢山食べるのがおすすですよ。
梅
梅雨時から夏までが梅の旬。今がピンポイントですね。
①栄養素
食べて酸っぱい!と感じるクエン酸という有機酸です。ビタミンはA、E、C、B1、B6など。夏の果物なのでカリウムも多めです。有機酸は食欲増進とカルシウムの吸収を助ける作用があり、カリウムは体の中の熱を冷ましてほてりを鎮めてくれます。
②ポイント
大きさがポイントのようで、サイズ表示があればLか2Lとされている大きな粒のものを選んだ方が断然美味しいです。実の中の水分量や果肉の量が違います。水分量と果肉量が梅のおいしさを左右するそうなのでチェックポイントです。
メロン
メロンは品種によって通年収穫が可能なものもありますが、夕張メロンは6月中旬〜8月中旬が旬の時期のようです。
①栄養素
赤肉メロンにはカロテンが豊富。メロン全般ではカリウムが多い果物です。このほか、珍しい成分ではククミシンがありパイナップルのパパインと似ていてタンパク質分解酵素となっています。
②ポイント
マスクメロンであれば、網目がしっかり盛り上がっていて均等に入っているものが美味しい証拠。皮がツルツルしたメロンは重量で決まります。
あんず
アンズは初夏に旬を迎える果物で、時期がとても短いのが特徴です。形が似ている梅とは近縁種で近くに生えていると交雑してしまうそうです。
①栄養素
カロテンを多く含むフルーツです。梅と近縁種といいましたが、アンズにも梅と同じく有機酸が多く含まれていて、食欲増進や疲労回復、殺菌作用といった良い効果があります。
②ポイント
アンズを買うときは色が濃く実がしっかりしたものを選びましょう。触ってみて柔らかすぎないことも大切です。収穫してから日持ちが5日ほどしかないアンズは新鮮さがポイント。よって、柔らかすぎるのは日にちが経っているということです。
ライチ
日本でのライチの食べごろ時期は非常に短く1ヶ月ほどしかありません。フレッシュなものがそれ以外の時期に出ていたら中国産やカリフォルニア産である可能性が高いようです。
①栄養素
ライチにはビタミンCが豊富です。その量は100g中36gでこの数値はグレープフルーツと同量。ちなみにビタミンCが豊富といわれているレモンで50gとなっています。
②ポイント
フレッシュなライチは皮が赤い色をしています。茶色くなっているのは収穫から日がたっているもの。通常の保存では日持ちがしない果物なので、生で買ったらすぐに召し上がるのがオススメのようです。
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