夜ふかしなどの習慣により、睡眠不足気味の方は多いと思います。睡眠は、足りてないと免疫やホルモンのバランスが崩れやすくなり、花粉症の症状が悪化してしまう原因になります。しかも、花粉症の症状が出はじめると寝つきも悪くなりがちなので、規則正しい生活を心がけましょう。

一見、関係ないようですが、ストレスは自律神経を狂わせたり、免疫のバランスを崩すと言われています。免疫のバランスが崩れれば、花粉に対しても過剰に反応してしまう場合があります。そのせいで花粉症が悪化すれば、さらにストレスも溜まる悪循環に陥ります。

日頃から、趣味やスポーツでストレスを発散するよう心がけ、疲れが溜まっていると思ったら、無理せず休養を取るようにしましょう。

お酒は血管を拡張させてしまい、鼻づまりや目の充血などの症状を起こりやすくしてしまうそうです。加えて、おつまみとして食べるものには高タンパク、高脂質のものが多く、食べ過ぎると免疫力を低下させ、花粉症によくないとも言われています。春は、お酒を飲む機会が増えるシーズンです。飲んだらダメという訳ではありませんが、飲み過ぎないには注意しましょう。

タバコは、煙が鼻の粘膜を直接刺激してしまうので、鼻づまりを悪化させる原因となります。喫煙者は自身のタバコの煙が悪影響を及ぼしますが、タバコを吸わない人も受動喫煙によって刺激を受けてしまいます。

タバコの煙だけでなく、排気ガスなども刺激の原因になりますので、部屋では空気清浄機を使って空気をキレイにしたり、外出時はマスクなどをきちんと着用するようにしましょう。

花粉症のシーズンは外出を敬遠してしまい、運動不足になりがちです。運動不足により体力が低下すると免疫のバランスが崩れることにつながる可能性もあり、結果的に花粉症が悪化することも懸念されています。花粉の飛散の少ない午前中にランニングやウォーキングをしてみたり、ジムやプールなどの屋内での運動を取り入れてみると良いでしょう。