愛知県の地ビール「犬山ローレライ麦酒」
原料、仕込み水、醸造設備、そして匠の技術、そのどれか一つでも欠けてしまってはおいしいビールを造ることはできません。しかし本当に欠かせてはならないもの、それは情熱。
はじめに
そもそも地ビールって何なのかご存知ですか?
1994年4月に行われた酒税法改正で、ビールの年間最低製造数量がそれまでの2000キロリットル(大びん換算で約316万本)から60キロリットル(同 約9万5千本)に大きく引き下げられました。それまで、日本のビール製造は酒税法という法律で、相当な量(年間2000キロリットル以上)を生産・販売することができる大手メーカーにしか事実上認められていませんでしたが、この法改正により、小規模な事業者もビールを製造することが可能になったわけです。
この規制緩和により、全国各地に少量生産の、いわゆる「地ビール」が続々と誕生しました。
この酒税法改正後に誕生し、個性あふれるビールを少量生産するメーカーのビールを「クラフトビール」(地ビール)と言います。
今回は愛知県の地ビール「犬山ローレライ麦酒」を紹介したいと思います。
犬山ローレライ麦酒
大正の初め、地理学者の志賀重昴は木曽川をドイツのライン川にたとえ、日本ラインと命名しました。1998年、この日本ライン流れる犬山で地ビールを始めるにあたり、ドイツ、ライン河畔の街で犬山市と姉妹都市であるザンクトゴアルスハウゼン市(ローレライの街)にちなみその名を‟犬山ローレライ麦酒”といたしました。
ライン川を舟で通過する男たちが、その美しさのあまり我を忘れ、そこに佇んだというローレライ伝説のように手づくりのおいしい美味しいビールで至福のひとときを過ごしていただきたいという願いが込められております。
1998年、犬山にも地ビールをという地元の期待を受けて犬山ローレライ麦酒が誕生いたしました。開業にあたり、ドイツから女性ブラウマイスター、ナディア・ベッカー氏を招き、ビール醸造の本格的な技術指導を受け、コクと深みのある、香り高いビールを生み出しています。
ビールの種類
◆Pilsner ピルスナー
世界中で愛飲され日本で一番ポピュラーなラガータイプ。当店ではドイツ産の良質なアロマホップを使用。のど越しがよく心地よい苦味とホップの香りが特徴です。
◆ Weizen バイツェン
原料に大麦麦芽と小麦麦芽を混合し醸造しています。本場ドイツでも人気の高いタイプ。フルーティな香りと爽やかな口当たりが女性の方やビールの苦手な方にも好評です。
◆ 【期間限定】
スペシャルビール
季節に応じた期間限定のビールが登場します。ビールは原料や醸造工程の違いなどによって色も味も様々です。今だけのプレミアムビールをお楽しみください。
本場仕込み
ビールの味を左右する仕込み水には、木曽の伏流水を使用しています。その水脈に立地する弊社の地下70メートルの自家井戸から汲み上げた天然醸造水は、犬山ローレライ麦酒のまろやかな口当りを造り出しています。
安定した品質のビールの生産には欠かすことのできない醸造設備には〝世界一美しい銅釜”と称賛されるほどのドイツの一流醸造プラントメーカー〝ヤコブカール”社の設備を使用しています。
原料、仕込み水、醸造設備、そして匠の技術、そのどれか一つでも欠けてしまってはおいしいビールを造ることはできません。しかし本当に欠かせてはならないもの、それは情熱。
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