「はちみつ」とは

「はちみつ」はエジプトで生まれたと言われ、古代エジプト時代の浮き彫りには養蜂が描かれており、はちみつを食べていたと考えられています。かなり古くから世界で根付いていましたが、日本に627年ころと言われ、日本書紀には蝿の群れという言葉で、蜂が表現されているそうです。

スズメバチやアシナガバチなど蜂の種類は様々ですが、「はちみつ」を作れるのはミツバチだけだそうです。ミツバチは花にある蜜を吸い取って、体内に溜め込み、巣に持ち帰っています。これが「はちみつ」になります。

甘いけど、砂糖よりもヘルシーで低カロリー!

「はちみつ」はかなり甘いものですが、砂糖よりもヘルシーです。砂糖の糖分はショ糖と言われ花の蜜と同じですが、「はちみつ」はブドウ糖と果糖が混ざったものになります。これは、ミツバチが花の蜜であるショ糖を体内に蓄えて、身体の中でブドウ糖と果糖に変化させているからだそうです。

砂糖の成分であるショ糖は人間の身体に入るとブドウ糖と果糖に分解してから吸収されますが、「はちみつ」はすでに分解された状態のため、身体への負担が少なくて済むそうです。

しかも、砂糖と比べるとカロリーも低めなんです。砂糖のカロリーは100gあたり約387kcalに対し、はちみつは294kcalほど。砂糖と比べてカロリーも低いのに身体への負担も少ない「はちみつ」は健康にもいいんです。

子供の咳止めに効果的!

はちみつは喉に良いイメージはありますが、これは研究結果としても立証されている事実です。子どもの咳を止めるための風邪薬の成分であるデキストロメトルファンと「そばはちみつ」を比較した場合、「そばはちみつ」のほうが効果的であるという結果が出ているそうです。

夜間に子どもの咳がひどいとき、ティースプーン1杯程度の「はちみつ」をお湯に溶かして飲むことで収まることがあります。

記憶力が向上する?!

マレーシアにいるオオミツバチの「はちみつ」で「トアランはちみつ」というものがあるそうですが、とても栄養価が高いそうです。1日小さじ3杯の「トアランはちみつ」を食べることで、記憶力が上がったという話もあり、16週間食べ続けた頃にはホルモン補充療法を受けている人と同程度に記憶力が改善したそうです。

関連するまとめ

肝機能に着目!疲労を回復するためのテッパン食材

食欲が落ちて、だる~いと感じる時ってありませんか? 実はその疲れ、肝機能と関係があるかもしれません。 肝機能…

効率よく筋肉を増やす食材とは

筋肉は短期的な努力では身につけることが出来ませんが、運動や健康的な食事を無理のない範囲で続けることで、体質が…

大豆が納豆になると凄いことに⁉︎納豆の力とは。

納豆は、納豆菌によってつくられます。 納豆菌は、大豆の成分を栄養として、ものすごい数にふえます。 そのときに…

関連するキーワード

S
S