カラオケの歴史とは
「70年代中ごろには全国に普及し、カラオケということばが一般に浸透した」。このことから、カラオケ事業の始まりは1971年と言えます。
はじめに
みなさんも一度は行った事はあるのではないのでしょうか。
日本全国にあるカラオケができるとこがありますね。
老若男女にも楽しめるカラオケ。
カラオケはいつ頃からあるのでしょうか?
今回はそんなカラオケの歴史について紹介したいと思います。
語源
「カラオケ」の語源
「カラオケ」の語源は空オーケストラからきています。「カラオケ」という言葉は、ラジオ放送局で働く人たちの間で自然発生的に生まれたらしいのです。
歌手だけを局に呼んで歌を放送する際、いちいちバック演奏をする演奏家(楽団)を集めなくてもいいように「歌を抜いた(つまり歌がカラの)楽団演奏(オーケストラ)」をテープに録音しておいたのです。
この「空オーケストラ・テープ」が短縮されて「カラオケ」と、放送局関係者の間で呼ばれるようになったのです。
歴史
1960年代後半、それまで主に軽音楽のBGM再生機として使われていた小型ジュークボックス(硬貨を入れて選択ボタンを押すと自動的にレコードがかかり、好きな曲が聴ける装置)にマイク端子が付くと、根岸重一氏(日電工業)らはそれを利用して、客が店で軽音楽に合わせて歌唱できるサービスを考案しました。これがカラオケの前身ですね。
国民皆唱運動を展開した山下年春氏(太洋レコード創業者)は、素人が歌いやすいようにアレンジした歌謡曲の伴奏を収録したミュージックテープを発売しました。これは初のカラオケソフトと言えます。
1971年には、井上大佑氏(クレセント創業者)が、弾き語りで録音した伴奏テープ40曲分を、自作プレイヤー「8ジューク」にと共に店舗へレンタル提供しました。店舗での使用料金は1曲5分間100円だったが、神戸市で人気を得てビジネスとして注目を集め、「70年代中ごろには全国に普及し、カラオケということばが一般に浸透した」。このことから、カラオケ事業の始まりは1971年と言えます。
それからというもの各社が技術やアイデアを競い、採点システムや、歌詞テロップと背景画像の映るモニタを見ながら歌える「映像カラオケ」などが発明された。特に、1985年に登場した屋外型カラオケボックスは、「手軽に低料金でカラオケが楽しめるとともに、個室内で他人を気にせず仲間だけで楽しめるという要素も相まって人気を博し」、カラオケは全国的なブームとなる。1993年には、文部省の『教育白書』に「我が国でもっとも盛んな文化活動はカラオケである」と記されるまでに至りました。
1990年代後半になると、カラオケボックスは供給過剰となり店舗数は減少に転じるが、「全国にカラオケボックスは1万2844店、カラオケ設置のバー、スナックなどは27万0095店、カラオケ導入のホテル・旅館等は1万5426軒(2000年3月、JASRAC調べ)あり、またカラオケの参加人口も5060万人(1999年、『レジャー白書2000』)にのぼっており、カラオケはたんなるブームではなく国民的娯楽として定着している」
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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