スーパーフードの種類と効果 チアシード①
前回はスーパーフードとはなんなのか振り返ってみました。
今回から種類とその効果を見ていきましょう。
目的別のおすすめスーパーフード
一口にスーパーフードといっても、その種類はさまざまです。ダイエットをしたい、体力をつけたい、集中力を高めたい……など、悩みも人それぞれ。そこで、目的別におすすめのスーパーフードと手軽な取り入れ方をご紹介します。聞いたことのないような珍しい食品もありますが、パウダー状になったものが売られていることが多いので、比較的簡単に入手することができますよ。
ダイエットしたい人にオススメ
チアシード
チアシードとは、メキシコやグアテマラ原産のシソ科の1年草「チア(chia)」の実です。
ゴマよりも小さな粒ですが驚くほどの栄養価を秘めており、その力は「水とチアシードさえあれば生命を維持できる」という話が生まれるほど。 身体によいといわれるオメガ3系脂肪酸、αリノレン酸を豊富に含み、シードとしてだけではなく「チアシードオイル」の原料にもなっています。
味は無味無臭ですが、水などの液体に入れると水分を吸収して10倍以上に膨らみ、ゼリー状になるという大きな特徴が。 そのプチプチ、プルプルした食感から、ドリンクやスムージー、デザートなどのアクセントとして楽しまれ、「ほんの一匙で栄養満点!」と人気の食材です
チアシードの種類と特徴
チアシードには2つの種類があります。 黒いチアシードと白いチアシードです。
本来チアシードは黒い色をしていますが、栄養価の高いものだけを選別し、品種改良したものが白いチアシード、ホワイトチアシードなのだそうです。
ホワイトチアシードはいくつかの栄養素が黒よりも高く、また水を吸って膨らむ大きさも14倍と、黒い品種よりも大きく膨らむとされています。 見た目の好みもあるかと思いますが、腹持ちの良さや少しでも高い栄養価を求める方はホワイトチアシードを試すのもいいかもしれませんね
チアシードの食べ方・戻し方
チアシードを食べたことがない方にとってまず疑問なのが「どうやって食べるの?」ということですよね。粒のままゴマのように食べるのか、ペーストにするのか、何かに入れるのか…。 実はチアシードには想像以上に多様な食べ方があるのです。ここではチアシードの本場・アメリカ大陸で楽しまれているさまざまな食べ方をご紹介します
チアシードはそのまま(生のまま)食べてもOK。 南米では同じシソ科のごまやえごまのようにすりつぶして食べることもあるようです。 ごまと同じ仲間と考えると、一気に親しみがわきますよね。 トッピングに、オーブン料理に、シチューや和え物にと、アイデア次第で何にでも使うことができますよ!
<トッピングに>
・サラダなどにふりかけてプチプチ食感をプラス
・ご飯や冷ややっこにごま感覚でふりかけて
・マフィンやケーキなどのトッピングに
・ヨーグルトやパフェなどのトッピングに
<パンやクッキーに入れて>
・手作りパンの生地にまぜこんで
・クッキーやパンケーキに入れて食物繊維をプラス
<シチューのとろみづけやハンバーグの「つなぎ」に>
・トロッとした食感を活かしてシチューやカレーのとろみづけに
・ハンバーグのつなぎがわりに
・ヨーグルトなどに加えてねっとり濃厚な食感に
<すりつぶして和え物やドレッシングに>
・すりつぶして醤油と和え、ごま和え感覚で
・すりつぶしてはちみつと和え、パンに塗るペーストに
・すりつぶして油や酢と混ぜ、ドレッシングとして
<ふるふる食感を楽しむデザートに>
・カスタードに加えてプリン風に
・ココアに加えてココアプリン風に
・ヨーグルト&ジャム&フルーツに加えるだけでぷるぷるデザートに
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