はじめに

今回はイタリアのビールについて紹介したいと思います。
イタリアのビール?と疑問を持つ方も多いのではないのでしょうか?
ピザやイタリア料理にビールのイメージと言うよりかはワインのイメージの方が強いのではないのでしょうか?
イタリアビールとはどのようなもビールがあるのでしょうか?

モレッティ

イタリアビールの定番として知られている商品です。イタリアビールの中でも、歴史のあるビールなんです。
モレッティには、帽子をかぶった老紳士がラベルにあります。そのため、大人の味、つまり苦みが強めなビールを連想しがちですが、そんなことはありません。
むしろ、モレッティのビールは苦味が少ないんです。しかも、それでいてフルーティで、ビールを飲み慣れていない方でも、飲みやすいと評判なんです。

そんなモレッティの特徴は、ラベルに貼られてある「帽子をかぶった老紳士」です。この男性には、1つエピソードがあります。実はこの男性、実在していた方なんです。
この男性のラベルとなったのは、1942年のとき。ブランドのイメージを押し出すべく、この男性のビールを飲んでいる様子をラベルにしようと考えました。モレッティの社長自らが、写真を撮らせてほしいと、ラベルの男性本人にお願いをしたと言われています。
モレッティのビールは、イタリアだけでなく、世界中でも愛されています。現在、モレッティは、世界40ヵ国以上で販売されています。日本もそのうちの1つです。
なお、モレッティは輝かしい賞も受賞していました。「ワールド・ビール・カップ」です。ビール業界では、大変名誉とされるこの賞で、モレッティは、金メダルと銀メダルの両方の受賞歴があります。この受賞歴は、イタリアビールの中だと、モレッティだけ。

ペロー二

イタリアを代表する国民的なビール会社がビッラ・ペローニ(Birra Peroni)です。ビッラとはイタリア語でビール、ペローニは創業者の名前です。ペローニ社のビールは、誰でも手軽に飲めるようにというコンセプトから、価格帯も低めです。そのため味もそれなりと、ちょっとバカにしてしまう人も少なくないのですが、ピッツァのようなファーストフードには、高級ビールよりもペローニの方がよく合うので、国内消費量はトップクラスです。ペローニ社は色々なブランドのビールを製造していますが、最も有名なのが以下の2銘柄で、イタリアのスーパーでは必ず置いてあります。

◆ペローニとナストロ・アズーロ

・ペローニ・ビールの栓(FlickrよりSteven Depoloさん撮影)
ペローニ社を代表する銘柄は、もちろん社名と同名のペローニ(Peroni)です。創業以来の伝統を守ったラガービールで、アルコール度は4.7パーセント、やや苦く、温度は5度前後で飲むのが理想とされています。一方、やや高級路線の「赤のペローニ(Peroni Rossa)」というウィーン風ラガービールの銘柄もあります。こちらはダブル麦芽、アルコール度5.2パーセントで、濃厚な味わいを楽しめます。さらに創業150周年を記念し1996年から発売されているのが、黒ラベルのペローニ「Peroni Gran Riserva Doppio Malto」で、これはもっと強めのダブル麦芽でつくったラガービールの最高級銘柄で、アルコール度も6.6パーセントと高めになっています。

・もう一つの銘柄が、ナストロ・アズーロ(Nastro Azzurro)。ドライで軽やかな味わいのピルスナービールで、ペローニ社のビールで最も愛され、知名度も高い銘柄です。アルコール度数は5.1パーセント、冷やす温度は8度前後が理想です。価格帯は普通の「ペローニ」と「赤のペローニ」の中間で、外食産業でよく出てくるのもこのナストロ・アズーロです。ただしラベルのデザインは、国内用と海外用で異なっています。世に出たのは1965年。ナストロ・アズーロとはイタリア語でブルーリボンのこと。最も速く航海した大洋航路船に与えられるブルーリボン賞を、1933年にイタリアの豪華客船レックス号が獲得したことに因んで命名され、その名に相応しく洗練されたビールです。

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