野球の世界大会「プレミア12」が遂に開幕!

「プレミア12」は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する野球のフル代表による国際大会で、正式には「WBSCプレミア12」といいます。WBSCが選出した12ヵ国・地域参加により、4年に1度開催される野球の代表戦による国際大会で、今回は第2回大会となります。

招待国の選出にはWBSC世界野球ランキングが採用されています。このランキングは成人代表の成績だけではなく、12歳以下、15歳以下、18歳以下、21歳以下の、すべての代表の国際大会での成績が含まれているためプレミア12は“国全体の野球力”を競う大会として扱われているそうです。

2015年に行われた第一回大会(優勝国:韓国)では、日本代表は第3位でした。今大会こそ優勝してほしいですね。

野球の世界大会と言えば、「WBC」もありますが、、、

「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」は、メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会により立ち上げられたワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)が主催する、WBSC公認の世界大会です。

MLBが国際化により、アメリカ国籍以外の選手の活躍も目立ってきたことで、MLBの本格的な世界進出と野球マーケットの拡大を目指し、4年に1度開催されています。

2006年の第一回大会と2009年の第二回大会で、日本代表は優勝していますが、2013年の第三回大会(優勝国:ドミニカ共和国)と2017年の第四回大会(優勝国:アメリカ)ではベスト4止まりとなっています。

「プレミア12」と「WBC」、なにが違うの?

「プレミア12」は球数制限がなく、同点の場合は10回からタイブレーク方式。「WBC」は球数制限があり、同点の場合は12回からタイブレーク方式、、、というちょっとしたルールの違いなどもありますが、大きな違いは主催している機構が違うことです。

世界野球ソフトボール連盟が主催しているのが「プレミア12」、MLB関係機構のWBCIが主催しているのが「WBC」です。ただこの違いにより、MLBの選手の参加状況が違ってきます。

「プレミア12」はプロ主体の大会を強調していますが、MLB機構はメジャー契約選手を派遣しないとしています。オフシーズン中の大会とは言え、大会中の怪我の心配やコンディションの影響を考慮し、派遣に対して否定的な球団と選手が多いためだそうです。これに対し、「WBC」は唯一開催できる時期として、MLBのプレシーズン期間である3月に開催されています。

MLB選手が出場する「WBC」と出場しない「プレミア12」。同じ世界大会とは言え。アメリカの本気度は全然違う感じがしますよね。このため、「プレミア12」より「WBC」の方こそが世界一を決める大会と思われているようです。

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