基本ルール

スポーツチャンバラのルールは、剣道などの武道競技と同じで試合時間は三分となっています。三本勝負で勝ち負けを判定し、二本先取したほうが勝ちです。勝敗がつかない場合は、延長戦に持ち越されます。競技をする場所は体育館などの平坦な場所で、広さは9×6m四方。試合会場や人数によって、広さが若干変わることもあります。

大会ではスポーツチャンバラ協会公認の審判員が勝敗を判定し、主審一人と副審二人でそれぞれが三方向から目視により有効打を判定しています。剣道の場合は竹刀を落とすと反則が取られてしまいますが、スポーツチャンバラの場合は剣を落としてもそのまま試合は続行されるのです。また場外に両足が出てしまう反則は、二回行うと負けとなります。このルールは剣を落とした人がわざと場外に出て反則をもらい、剣を拾って体勢を取り直すという戦法としても使われているでしょう。

色々な競技方法がある

スポーツチャンバラは「対戦」と呼ばれる一対一の競技や、一対三などの人数が異なる「乱戦」があります。また広い体育館のようなスペースを使う、30対30などの集団で行う「合戦」なども人気となっているでしょう。

大人と子供のように体力や体の大きさが違う場合の戦いは、武器の長さを変えて対戦します。剣の種類でハンデをつけることで、平等に戦うことができるのです。世界チャンピオンでも小さな子どもが長剣を使い、同時に数人で攻めていけば勝つことも可能。車いすの人も参戦できるため、誰でも楽しめることがスポーツチャンバラの魅力といえますね。

道場で練習しよう

スポーツチャンバラを始めるためには、教室や道場で習うことをオススメします。協会が認定する公認の教室や道場は、日本全国で200前後あるといわれています。どこでも初心者は歓迎されていますので、お近くの教室などをまずはチェックしてみましょう。さらに本格的に習得するなら、技能資格講習会を受けることもオススメです。地区ごとに講習会を開催していますので、協会本部のサイトで詳細をチェックしてくださいね。

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