ネバネバした食感を持つちょっと不思議な野菜モロヘイヤ、どんな効果があるのでしょうか。
モロヘイヤの原産地はインドからアフリカ、中東などの熱帯地域と言われています。エジプトやアラビア半島では、昔からよく食べられてたそうで、絶世の美女と言われていたクレオパトラもモロヘイヤを食べていたそうです。
抗酸化作用
私達が酸素を取り入れエネルギーを作る際、強い酸化力を持つ活性酸素を生み出します。この活性酸素が体内で必要以上に増えすぎると、身体の内側を酸化させ細胞や血管の老化を進めてしまいます。また、活性酸素はストレスや紫外線などでも生まれ、生活習慣病の原因にもなっているのです。
そんな、少し厄介な活性酸素を減らすには抗酸化成分が有効と言われています。モロヘイヤには、βカロテンやビタミンC、クロロゲン酸などのポロフェノールなど、抗酸化作用を持つ成分が多く含まれています。
抗酸化作用がある食材は数多く存在しますが、様々な種類のものを組み合わせて食べるのは大変ですよね?そんなときモロヘイヤなら、強い抗酸化作用を持つ成分がいくつも含まれているので、効率的に活性酸素を減らしていくには、とても有効な野菜と言えるのです。
疲労回復
ネバネバ成分は粘膜を保護・修復して胃の働きを高める手助けだけではなく、構成物質であるタンパク質分解酵素によって食べ物からのタンパク質吸収を助けてくれると考えられています。モロヘイヤにはタンパク質代謝に必要なビタミンB6も100gあたり0.35mgと多く含まれており、ビタミンB1,B2,パントテン酸など3大栄養素の代謝に関わるビタミンB群が全体的に多い傾向にあります。
こうした成分の補給に役立つモロヘイヤは代謝を促して疲労回復を手助けしてくれると期待されています。加えてモロヘイヤはビタミンCも100gあたり65mgと非常に多く、それ以外のビタミン・ミネラルも広く含んでいるので栄養補給源としても役立つ食材です。
ビタミンKが豊富
モロヘイヤはビタミンKが豊富です。
モロヘイヤは野菜で、パセリ、しそに次ぐ3位のビタミンK含有量を誇ります。野菜平均と比較すると、5倍以上のビタミンK含有量となります。
ビタミンKは、脂溶性ビタミンに分類される栄養で、血液の凝固作用、止血効果、骨粗鬆症を予防するなどの効能があります。
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