駄菓子屋でできる100円を使ったお金の学び!
2019年10月から消費税が変わります。
購入の仕方によっては8%と10%が変わります。
今回はお子さんに分かりやすい、消費税の学び方をご紹介
駄菓子屋さんはお金についてのまなびの場
この「100円でどれだけお菓子を買えるか」は、子どもが楽しいし、親御さんも楽しいです。街中では駄菓子屋さんをなかなか見かけませんが、最近では大型ショッピングモールのテナントに入っていることもあります。スーパーのお菓子コーナーでもできます。
<手順>
(1)1人100円でどれだけ買えるか、そして何を買うかを子どもに任せる。親御さんも100円で買い物をする。
(2)なぜそれを買ったのかを一緒に考える。
(3)そのお金(100円)はどこから出ているかを教える(親御さんが仕事をしているから…など)。
これだけです。ついでに、「このお菓子は昔、もっと安かったよ」とか「このお菓子はもっと中身が多かったんだよ」と教えること、モノを買う時は消費税がかかるということ、そしてモノの値上げ(インフレ)についても教えてあげると、より意味のあるまなびの機会になります
「軽減税率」はお店もお客も混乱する!?
「軽減税率、本当に大変です」お店の店員さんの生の声を聞きました。例えば同じポテトチップスでも、プロ野球チップスは軽減税率の対象外(10%)ですが、他のポテトチップスは軽減税率の対象(8%)となり、価格が異なります。
合計110円で惜しくも予算オーバー、大人だから予算オーバーでもいいでしょう。税込み100円以内で収めたい場合は、本体価格91円以下に収めないといけません(消費税10%の場合)
これを店員さんは覚えないといけませんし、お客さん、特に子どもに説明しないといけません。現場では混乱するかもしれませんね
量が減っている、価格が上がっている!?
今回、駄菓子屋さんで買い物をして改めて感じましたが、100円以内で買える駄菓子の種類は減ったと感じました。私が通っていた当時はもっと買えたはずです。
そして中身が少なくなった駄菓子もあります。モノの値段も上がっている、値段は据え置きでも内容量が減っているということは、実質的には値上げと同じです。
ということは、「モノの値段以上に自分の手元にあるお金を成長させないと、実質的にお金の価値が下がるのでは?」と考えることができます。お子さん、そして親御さん共に楽しくお金のことをまなべるのが「駄菓子屋さん」です
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