はじめに

今住んでいる地球は当たり前のように人や動物がいて、知能や技術が発達してきましたね。
何故、地球だけがこのようになったのでしょうか?
みんなさんは考えた事はありますか?
地球だから住めて、他の惑星には住めない理由があったのでしょうか?
今回はそんな惑星の1つの木星について紹介したいと思います。

木星

木星の特徴は、なんといっても太陽系最大の惑星であること。その大きさはなんと地球の11.2倍です。

直径は地球が1万2742kmであるのに対し、13万9822kmにものぼり、有している衛星の数も69個。もしこれだけ大きな星に人類が住むことができたら、領土争いなどは無くなりそうですね。

ところが現実的には、住むにはかなり厳しい環境となっています。まず重力がとてつもなく強く、地球の約2.3倍もあります。仮に体重50kgの人が木星に行くと、115kgの重みを感じるということです。

表面温度はマイナス140度ほど。中心にいくほど高温、高圧になり、3万度を超える灼熱になっていると計算されています。

1日の長さはおよそ9.9時間と短いですが、1年は4335日で、地球の11.87年に値します。

木目のような模様

木星は、赤道方向に平行に伸びる縞模様が特徴ですが、これらは大気中に浮かぶアンモニアの氷の粒でできた雲です。縞模様の色の違いは、雲の粒の大きさや雲の厚さ、微量に含まれる元素の違いなどが原因です。大気の厚さは約1,000km、成分の約9割が水素、残りのほとんどがヘリウムでできています。大気の下には液体水素の層が、さらにその下には液体金属水素の層が広がっています。液体金属水素とは、水素が高い圧力のために圧縮され液化し、電気を通すことができる状態の水素のことを言います。中心部には地球の質量の10倍弱ほどの、岩石と鉄・ニッケルなどの合金でできた核があると考えられています。

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