夏といえば花火!打ち上げ花火の仕組みとは?
花火のはじまりをたどると、いまの中国、「秦(しん)」の始皇帝(しこうてい)の時代(在位 紀元前221年~前210年)で使われた「のろし」だと言われています。
はじめに
みなさんは花火大会に行った事はあるでしょうか?
夏の風物詩と言っても良い花火大会ですね。
各県、各会場で工夫がなされている花火大会も魅力ですね。
見るのはもちろん綺麗ですが、その打ち上げ花火はどうやって作られているのでしょうか?今回はそんな打ち上げ花火について紹介したいと思います。
打ち上げ花火が出来る工程
◆配合工程
花火作りはまず火薬の調合から始まります。配合比通りに薬品を計量し、丹念に混ぜ合わせて粉末の火薬を作ります。赤や緑など、花火の色は配合する薬品の種類と割合によって決まってきます。
◆成形工程
次に最も重要な「星」を作ります。配合工程で出来た火薬に水を加えて練り枠に入れて切断した「切星」を、回転釜などを利用し、水分を与えながらさらに火薬をまぶして太らせ、天日で乾燥させる作業を何回も繰り返し「星」を完成させます。
◆組立工程
各部品が出来たら、次は組み立てを行います。まず半分ずつ、玉皮に沿って星を隙間なく均一に並べ、紙に包んだ割火薬を中心部に入れます。次に二つを合体させて一発の花火玉にします。
◆仕上工程
最後に仕上作業に入ります。組立工程で出来た花火玉の表面にクラフト紙を糊で貼り、乾燥させる作業を何回も繰り返します。紙を貼る回数は玉の大きさや種類によって異なりますが、15cm玉で約20枚を貼り、花火玉は完成となります。
打ち上げ花火の種類
打ち上げ花火は、「割物(わりもの)」「半割物(はんわりもの)」「ぽか物」の大きく3種類に分けることができます。
「割物」は、今まで説明した通り、割り薬を爆発させて、色や煙を出す星を飛び出させる仕組みを持つ打ち上げ花火です。割物の中でも、飛び出した星が広がるときに、尾を引くものを「菊(きく)」、星が点になって広がっていくものを「牡丹(ぼたん)」といいます。
「半割物」は、大きな花火玉の中に、たくさんの小さな花火玉が入っていて、いくつもの小さな花火が同時に開くのが特徴です。
「ぽか物」は、空に打ち上げられた花火玉が「ぽかっ」と2つに割れて、星やしかけが飛び出してきますね。いろいろな光や形を楽しめるような仕組みになっています。明るい昼間に打ち上げられる花火はこの種類が多く、昼間でも花火が上がったことがわかるように、いろいろな音や煙の出し方ができます。
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