はじめに

みなさんは高血圧になるとどうなってしまうのかご存知でしょうか?
若い人はそんなに血圧の事など気にしなかったりしますよね。
高血圧になると脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞になる確率が上がってしまいます。高血圧になる前に日頃の食事から改善出来たりもします。
今回は高血圧の予防にいいと言われる、イワシペプチドについて少しですが紹介したいと思います。

イワシペプチド

イワシペプチドは、イワシのたんぱく質を酵素で分解した健康成分です。アミノ酸のバリンとチロシンが結合した、バリルチロシンと呼ばれる構造を持っていることが特徴です。バリルチロシンには、血圧を降下させる働きがあるといわれています。
イワシペプチドはイワシのたんぱく質を分解してつくられるペプチドで、たんぱく質とアミノ酸の中間の性質を持っています。イワシペプチドをはじめとするペプチドは、アミノ酸に比べ、一般的に身体に吸収されやすいといわれています。また、ペプチドはアミノ酸よりもサイズが大きいため、血液中をめぐる時間が長いといわれ、効果の持続性が期待されています。

効果

イワシペプチドの特徴であるバリルチロシンには血圧を降下させる働きがあり、血圧を正常に保つ効果があるといわれています。
高血圧は脳卒中や心臓病を引き起こす要因となり、塩分の多い食事や肥満などが原因で引き起こされます。
人間の体内で、体内の生理物質である「アンジオテンシンⅠ」が、「アンジオテンシンⅡ」に変換されることで血圧が上昇します。イワシペプチドに含まれるバリルチロシンは、「アンジオテンシンⅠ」から「アンジオテンシンⅡ」への変換に必要なACE酵素の働きを阻害させ、血圧を正常に保つ効果があります。
軽症高血圧の24名、正常高血圧の10名にサーディンペプチド1日に0.4mgを4週間投与すると、血圧の降下が認められたという実験結果もあります。
イワシペプチドを配合したサプリメントなどは厚生労働省より「血圧が高めの方に適した」特定保健用食品(トクホ)として効果が認定されています。

最後に

一般に血圧は、高齢になるほど高くなる傾向があります。しかし、日本では、30歳代、40歳代の比較的若い世代でも、すでに2~3割の人が高血圧の状態です。しかもこの世代の場合、80~90%もの人が治療を受けていません。高血圧を長期間放置していると、それだけ血管の傷みも進み、いきなり脳卒中や心筋梗塞を起こしかねません。若い世代は、食生活の改善など生活習慣を見直すことで血圧を下げやすいので、早めに受診して医師の指導を受けるようにしましょう。

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