体内時計はカラダのさまざまな 生体リズムを調節している

カラダのほぼすべての臓器にも体内時計があり、脳の体内時計からの指令でさまざまな生体リズムを刻んでいます。

例えば、血圧の日内変動やホルモンの分泌や自律神経の調節なども、体内時計が刻む生体リズムのひとつです

体内時計の乱れによる不眠とは?

現代の日本では、インターネット・スマートフォンやLEDの普及、24時間営業店舗の増大による光環境の変化、昼夜を問わず働き続ける24時間社会などにより、昼夜のメリハリのない不規則な生活や夜型生活を送る人が多く、高齢化社会の進展も相まって、体内時計の乱れが引き金となって不眠症を発症する人が増えていると考えられます。
この体内時計の乱れを放っておくと、不眠に対する「不安やストレス」や「間違った生活習慣」が重なり、さらに不眠が悪化・慢性化するといった悪循環に陥ってしまいます

睡眠にかかわる3つのしくみ

人は、脳とカラダに休養を与えるために眠ります。睡眠には3つのしくみがかかわっており、そのしくみのひとつに体内時計が関係しています

・疲れたから寝る
目覚めている間に脳に疲れがたまり、脳の活動が低下して眠くなるもので、覚醒していた時間に依存するしくみといえます。例えば、徹夜をすると、長時間覚醒時に疲れがたまり、次の晩はぐっすりと長時間眠れるのはこのしくみのためです

・夜になると寝る
体内時計により、夜になるとカラダと心を休息の状態に切り替えて、自然に眠くなります。この“カラダと心を夜の休息の状態に切り替える”ために重要なのが、メラトニンというホルモンです。メラトニンは、夜暗くなると脳から分泌され、体内時計に働きかけ、カラダと心を夜の休息の状態に切り替えます。例えば、前日に十分寝ても、次の日の夜になると眠くなるのはこのしくみのためです。

・目覚めている状態を維持する
目覚めている必要があるときに、脳の活動状態を保つしくみです。このしくみの調節にはオレキシンという覚醒物質がかかわっており、日中は多く分泌され、覚醒状態が維持されます。夜になるとオレキシンの分泌量が少なくなり、覚醒状態を維持できなくなるため眠くなります

なぜ起こる? 「体内時計の乱れ」

1. 夜間の光環境の変化
高度成長化した日本では、夜通しまぶしいほどの光がこうこうと輝き、夜間でも明るい照明の中にさらされる時間が多くなっています。テレビではいつでも鮮やかな映像を見ることができ、パソコンやスマートフォンの画面を眠る直前まで使用すること、また、LEDの普及などにより光の刺激を受けています。本来眠る時間に強い光の刺激を受けると、眠りをうながすホルモンであるメラトニンが分泌されにくくなり、体内時計が乱れて、寝つきが悪くなったり、日中の不都合な時間帯に眠気が襲ってくるようになるのです。

2. 24時間社会
近年日本では昼も夜もなく社会が動き続ける「24時間社会」となっており、大人からこどもまで人々の生活は夜型化し、就寝時刻が遅くなり、それによって睡眠時間も短縮しています。夜ふかしや暴飲暴食など、不規則な生活から体内時計が乱れて不眠の症状を訴える人も増えています。

3. 高齢化社会
急速な高齢化が進む日本。60歳代以降、不眠を訴える割合が高くなり、80歳代では3人に1人が不眠を訴えています。その背景には、加齢とともに眠りをうながすホルモンであるメラトニン分泌量が減るということが挙げられます。また、仕事を離れる等日常生活で体を動かす機会が減少したり、長く昼寝をするなど昼夜のメリハリがなくなる方も多いため、そのような体内時計が乱れやすい生活スタイルが不眠を引き起こしている場合も多いのです

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