部屋の間取りや作りで、暑くなりやすい部屋はあるそうで、特にマンションはアパートはその傾向が多くみられるようですね。例えば、ワンフロアに何部屋もあるという間取りであれな、窓が一方向しかないため、風の抜け道が確保できず、暑い空気が部屋に充満してしまうそうです。また、最近流行りのコンクリート打ちっぱなしの部屋には注意が必要で、コンクリートは熱伝導が高く、外からの熱気がダイレクトに伝わってくるため、むき出しの壁になるとかなり暑くなるそうです。

直射日光が当たる最上階の部屋も同様で、屋根に夏の日差しが照りつけると、屋根に蓄熱されます。その熱がじわじわと室内まで降りてくることで、最上階では室温が上がりやすくなってしまうようです。こういった部屋に当てはまらなくても、部屋が暑い理由はなにかしらあると思います。なんとか涼しく過ごせないものでしょうか？

もちろんエアコンをつける！と言う方も多いと思いますが、意外とちょっとしたことでも部屋の暑さを和らげることが出来るようです。節約やエコの面でもエアコンを使わずに暑さが凌げるのであればいいですよね。どんな工夫で部屋を涼しくすることができるんでしょうか？

まずは、家の風通しを良くすることです。熱い空気を外に追い出すことで、室内の温度は下がります。まず、窓をすべて開けて換気しましょう。この時、風が通り抜けるのに邪魔だと思われる家具などはずらしておくといいみたいです。

窓が一方向しかない家であれば、換気扇や扇風機を活用し、窓を二箇所以上あけるようにすることで、室内から室外への風の通り道を作ることができます。

外から入ってくる熱は、壁や床よりも窓からの出入りが最も多いそうなので、窓から入ってくる直射日光を遮るようにしましょう。

遮光カーテンや窓ガラス面へ貼り付ける斜熱フィルム、ハニカムブラインドなどを活用しましょう。これで、外気の侵入や室内の冷気の流出を抑えることができます。

必ずしもではありませんが、ベランダは日当たりの良い南向きに配置されていることが多いそうです。大抵、ベランダは熱伝導の高いコンクリート。ここにウッドデッキのような木材のものを強いておくと効果的です。木材はコンクリートよりも熱を吸収しにくい材質で、ウッドデッキ自体の見た目も涼しげでいいですね。