忙しくても「朝食」は絶対に取ろう!

忙しい現代人は「朝食」を軽んじてしまう方が多いようですが、もちろん「まとめ食いをせずに一日三回食べる」ということが重要です。朝から活発に動いたり、頭を使うにはエネルギーが必要で、これには「朝食」が欠かせません。夜ごはんを食べてから約10時間近くもエネルギーをとっていない身体や脳には「朝食」は非常に重要な役割となってきます。

そして「朝食」には、脳の働きを活発にして集中力や記憶力を高めたり、体温を上げて代謝を高めたり、太りにくい身体になったり、疲労が少なくなったり、便秘が解消したりと嬉しい効果が盛りだくさんなんです。

とはいえ、何を食べてもいいわけではありません!

とはいえ、「朝食」になにを食べてもいいというわけでもありません。食欲がわかないときなど、つい自分の好物や食べやすいものを選んでしまいがちですが、それでは栄養不足になるケースもあります。

「朝食」ではエネルギーを補給するべきなので、夕食よりも主食となる食べ物をしっかり摂りましょう。白米やパンもよいですが、未精製の穀物を選ぶと、エネルギー源となる糖質に加えて様々な栄養素を摂取しやすいです。玄米や小麦胚芽入りのパンやシリアルなど、未精製の穀物精製の際に取り除かれる栄養価の高い殻や皮の部分もそのまま残した未精製の穀物は、糖質だけでなく食物繊維やビタミン・ミネラルが補給できる上に、よく噛んで食べることで満腹感が得られ、腹持ちがよいのもメリットと言われています。

逆に、マーガリンやショートニングを使った食品トランス脂肪酸の多い油が使われているものは、摂りすぎると悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まる恐れもあります。肉の脂身、バター、生クリームなど動物性脂肪(肉、バター、ラードなど)に多い飽和脂肪酸も、同様に取り過ぎは禁物です。

また砂糖、食塩高血糖、高血圧が原因となる病気を予防するためにも控えめを心がけましょう。保存料や合成着色料入りの加工食品も、体に不要な成分の蓄積のより、体の不調につながる可能性も懸念されているため、控えた方がよいでしょう。

バランスのいい「朝食」を心がけましょう!

大切なことは「炭水化物+たんぱく質+脂質」をバランスよく食べることが大事です。バランスのいい食事といえば、主食、汁物、主菜と副菜ですね。朝からそこまで準備するのは大変かと思いますが、主菜や副菜は夕ごはんをちょっと多めに作って次の日の「朝ごはん」に回すのもいいでしょう。

朝少し早く起きてゆっくりと「朝食」を食べると、心にも余裕がでてきて1日を有意義に過ごすことができるという方も多く、午前中の仕事効率UPのためにも、朝の時間を有効に活用し知識向上のためにも、バランスの良い朝食をしっかり取りましょう!

とはいえ、いきなり「朝食」をたくさん食べようというのも難しいと思います。朝からたくさん食べられない、時間が無いという方は、バナナ1本、おにぎり1個、ヨーグルト、シリアル+牛乳など少しずつ始めましょう。

パンとコーヒーだけという方は、タンパク質を含む卵を使った目玉焼きをプラスして栄養価をアップしましょう。野菜と果物のスムージーだけという方は、プロテインを加えてみると簡単にタンパク質を補え、栄養バランスを良くする事ができます。まずは「朝食」をしっかり取ることから始めてみましょう!

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