寝る時はどんな姿勢?横向きで寝る人の身体への影響
寝る際は、仰向けで寝るのか、うつ伏せか、または左右どちらかの横向きか、寝やすい体制はそれぞれありますが、、、私は横向き派です。
横向きで寝るのって、どうなの?
寝る際に、仰向けやうつ伏せより、左向きまたは右向きの、横向きの姿勢で寝ている人も多いと思います、私も横向きでいつの間にか寝ているタイプですが、その理由は私たちの胎内記憶にあるらしいです。文字通り、母親の胎内にいる時に左右どちらかの姿勢の状態のまま過ごしていたことで、横向きが落ち着くという方は多いんだそうです。
横向きで寝る場合、実は意外とメリットが多いらしく、いびきの軽減や睡眠時無呼吸症候群の予防、アルツハイマーや認知症の原因と言われている脳のゴミの排出促進効果、腰への負担の軽減などのメリットがあるそうです。この中でも、いびきは顕著で、仰向けの状態で寝ていると気道が狭くなり呼吸がしづらいのですが、横向きになると気道が確保され、呼吸がしやすくなる為、いびきを軽減することができます。
横向きでも、左向きか右向きかで身体への影響が違う!
横向きは横向きでも、左向きか右向きかによって体に与える影響は異なるそうです。
右側を下にして寝る場合、心臓の位置が上になる為、心臓への負担を軽減することができると言われています。また、胃や腸などの消化器の出口が右側に位置していることから、右側を下にして寝ることで消化機能を助けてくれるそうです。ただし、逆流性食道炎などを患っている方は逆効果になることもありますので注意が必要とのこと。
逆に、左側を下にして眠ることで得られることに、リンパ液の正常な排出があります。体の左側はリンパ系の優位側であり、リンパ液はこちら側から排出されていると言われています。その為、左側を下にして寝ることでリンパ系の分泌を促進しやすくしてくれる効果が期待できるのです。これにより、老廃物を排出してくれる作用が期待できます。
また、右側には大静脈などのデリケートな血管が集まっている為、右側を下にすると圧迫されてしまいますが、左側で寝た方が血流が悪くなることなく寝ることが出来る為、寝付きやすくなったり、安眠効果を得ることができると言われています。
特に妊娠中の女性にとっては、左側を下にして寝たほうが本人はもちろん、赤ちゃんにとっても負担が少ない姿勢なんだそうです。左向き、右向きどちらを下にしても得られるメリットがありますが、自分の健康状態に合わせて選んでみても良いかもしれません。
横向きで寝ることのデメリット
メリットがたくさんある反面、横向きで寝ることによるデメリットもあります。同じ方向ばかりを下にしていると、骨盤などに歪みが生じる可能性があったり、顔の側面が枕に擦れる為、ほうれい線やしわの原因になってしまうこともあるようです。これらのデメリットを回避する為にも、適度に寝返りを行うことが良いとされていますが、寝ている間のことなので、容易に回避できるものでもありませんね。ただ、ほとんどの方は自然と寝返りを行っいるようなので、あまり深く考えなくても良いようです。
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