はじめに

2019年はラグビーワールドカップが日本で行われますね。
前回のラグビーワールドカップで南アフリカに勝つと一気に日本のラグビーに対する目の色が変わり盛り上がりを見せましたね。
今回は日本で行われるので、更なる盛り上がりに期待したですね。
そんな盛り上がりを見せるラグビーの歴史を今回は少しですが紹介したいと思います。

歴史

ラグビー発祥の地であるイギリスでは、かつて「フットボール」というスポーツが広く行われていました。しかしこのフットボールには統一されたルールがなく、街や学校ごとにそれぞれ独自のルールを作ってゲームを行っていました。そのため、対外試合を戦う際は事前に両チームのキャプテン同士が話し合い、どのようなルールで試合を進めるかを決めていたそうです。

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試合後、お互いの健闘を称えあうのがラグビー文化

そのようにいくつもあるフットボールの中でラグビーの原型となったのは、ロンドンの北西約140キロメートルの場所に位置する「ラグビー校」というパブリックスクールで行われていたフットボールです。このラグビーフットボールが各地に広まっていく中で、次第に基本的なルールが整備されていき、ほぼ現在のような形として完成したのが1871年。ラグビーの国際統括機関であるIRB(International Rugby Board)は、これをラグビー競技誕生の年と定めています。

かつてはレフリーさえ置かず、キャプテン同士が話し合って決めたルールに基づいて自律しながらプレーしていたという背景から、ラグビーではルールを「守らなかったら罰を与えられるもの」ではなく、「ゲームを進める上で大切なものとして共有し、みずから守るもの」という「ロー」(Law/法律)ととらえる文化があります。

激しく体をぶつけ合う中でも遵法精神を維持し、正々堂々と競い合うことに、ラグビープレーヤーは昔から強い矜持を持っていました。それが、ラグビーが「紳士のスポーツ」といわれる所以です。

楕円形のボール

日本で一番知られているのは「豚や牛の膀胱説」ですが、実際に膀胱を膨らませると、ほぼ球体に近いものになります。また実際、当時の丸いボールがこれまでいくつも発見されており、この説については根拠が薄いと考えられています。

ただこの件については、どの説も決定的な証拠が見つかっておらず、おそらく今後も明確な答えは出ないでしょう。一方で、一般的な丸いボールではなく楕円球を使うことで、人々の興味を引きやすい側面があるのは確かです。他にもこのような歴史的逸話がたくさん残されているのは、ラグビーの特徴と言えるかもしれません。

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