遂に始まったプレイオフ。
チームもファンも、シーズンとは違うテンション・盛り上がりで、より一層面白い試合になります。
そのプレイオフの1stラウンドの組み合わせを順々に紹介していきます。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ(シーズン1位)vsロサンゼルス・クリッパーズ(シーズン8位)

【シーズン成績】
57勝25敗 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
48勝34敗 ロサンゼルス・クリッパーズ
【シーズン対戦成績】
ウォリアーズの3勝1敗

スターターにオールスター選手を5名揃えているウォリアーズ。
4年連続ファイナル進出中。今シーズンは3連覇に挑むシーズン。
歴史に名を残す偉大なチームで、もはや語る必要がないチームです。
方やクリッパーズには、オールスター選手はいません。
今シーズンのトレードデッドラインで、チーム得点王だったドバイアス・ハリスをトレードで出した時点で、今シーズンのプレイオフは諦めたと思った人がほとんどだと思います。
しかし、負けなかったクリッパーズ。凄いなの一言です。
スーパースターがいなくても勝てるというのを証明したくれました。
ただ、プレイオフを勝ち抜くにはスター選手の力は必要です。

イースタンの1位・8位対戦と同じように、ここでの波乱が起きないと思います。
ウォリアーズの4-0か4-1で決まるのではないでしょうか。

という予想通り初戦はウォリアーズが121-104で勝利。
昨日の第2戦。
これが凄かったですね。
第3クォーター途中で31点差をつけられながらも、最終的に135-131でクリッパーズの大逆転勝利でした。
これがプレイオフといったところでしょうか。
大逆転した理由は色々あると思いますが、クリッパーズの選手達があの点差でよく集中力が切れなかったなと思います。
この大逆転劇の凄さ、例えば野球に置き換えると6回終了時点で15点差ついてるのに、それを逆転したレベルぐらいではないでしょうか。

ウォリアーズが勝ち上がることは間違いないと思いますが、この試合が見れたの良かったです。

デンバー・ナゲッツ(シーズン2位)vsサンアトニオ・スパーズ(シーズン7位)

【シーズン成績】
54勝28敗 デンバー・ナゲッツ
48勝34敗 サンアトニオ・スパーズ
【シーズン対戦成績】
2勝2敗

5シーズンプレイオフから離れていたナゲッツ。
プレイオフには出れてなかったものの、過去2年力の片鱗は見せてはいたので、今シーズンのプレイオフ進出と上位シードも予感は感じていましたが、全てがうまくハマって3位だな。と思っていたので、怪我人など出て順調ではなかったのに、シーズン2位は本当に予想以上の成績でした。
この力が本物かどうかを証明する為のプレイオフですが、対戦相手にスパーズはもしかするとナゲッツにとって一番難しい相手との対戦かもしれません。

22年連続プレイオフに進出しているスパーズ。
長年支えていたダンカン・ジノビリ・パーカーがついに全員いなくなり、今シーズン遂にプレイオフ進出出来ないのではないかと言われていましたが、なんだかんだでスパーズはスパーズでした。しっかりとプレイオフ進出してきました。
選手もチームもプレイオフ経験は豊富なスパーズ。
プレイオフの戦いを熟知しているスパーズに対して、予想されるスターター5名中4名がプレイオフ経験がないナゲッツ。
新進気鋭なチームvs老獪なチームといった構図でしょうか。
互いにホームでの勝率がよく、シーズン成績もお互いホームで2勝して2-2な戦績だけに、ロードで勝利できるかがポイントになるでしょう。

そしてナゲッツホームの初戦の結果はスパーズが101-96で勝利しています。
ナゲッツとしては是が非でもとりたかった初戦でしたが残念な結果になりました。
このシリーズはちょっと読めないですね。
今日行われる第2戦は注目です。