一度はやってみたいバンジージャンプ。その魅力とは?
バンジージャンプの元となったのは、メラネシアにあるバヌアツ共和国、ニューヘブリディズ初頭の ペンテコスト島における成人の儀式、「ナゴール」だと言われています。
はじめに
よくバラエティ番組の罰ゲームなどに使われるバンジージャンプ。
見ている方はドキドキしてしまいますね。
みなさんはどうでしょうか?一度はやってみたいとは思いませんか?
私は人生一度体験してみたいとは思いますね。
しかし、バンジージャンプはいつから日本でも流行りはじめたのでしょうか?今回はバンジージャンプについて少しですが紹介したいと思います。
バンジージャンプ
バンジージャンプの元となったのは、メラネシアにあるバヌアツ共和国、ニューヘブリディズ初頭の ペンテコスト島における成人の儀式、「ナゴール」だと言われています。
ナゴールの発祥はなんと約1000年ほども前 タマレという暴力的な男が妻に殴りかかったことから始まります。 タマレから逃げた妻は背の高い木に登り、隠れていましたが、タマレに見つかってしまいます。 タマレは「今出てきたら少ししか殴らないでいてやる」と呼びかけますが もちろんそれまでタマレにひどい目にあわされてばかりいた妻は信じません。 怒り狂ったタマレは木に登り、妻を捕まえようとしますが、間一髪のところで妻は樹上から身を投げます。
それを追いかけて飛び降りたタマレは地面に激突し、死亡しますが妻は足首につたを巻きつけていたため、死なずにすみました。
それが儀式として発展したのが「ナゴール」です。
背の高い木にやぐらを作り、そのやぐらにつたを縛りつけそれを足首に巻きつけ、ジャンプします。 そして自分の力強さを示し、女性に対して「もうだまされないぞ」と示すのです。
ナゴールはそれだけでなく、豊作のを祈願する儀式でもあります。 毎年四月の収穫時期になると、5週間ほどもかけてジャンプ用の塔が作られます。 それはすべて植物から作られ、高さは20-30mにも達します。 足に縛り付けるつたは自分で慎重に選びます。 なぜならそのつたが自分の命の全てを握っており、少しでも長すぎたら少しでももろければ、即それは死に繋がるからです。
村人たちは歌い、踊り、ジャンプする男たちを送り出します。 そして男たちは命を懸けてジャンプし、豊作を祈るのです。
この神秘的な儀式を目の当たりにし、感銘を受けたA・J・ハケット氏がニュージーランドでヘンリー・ヴァン・アシュ氏と 共にスポーツとして成立させたものがバンジージャンプのはじまりで、1988年にカワラウ川にかかる吊橋、カワラウブリッジから 47メートルの高さをジャンプしたのが最初のバンジージャンプだと言われています
日本初のバンジージャンプ
日本最初のブリッジバンジージャンプサイトとして1994年にオープンした山形県朝日村バンジー。山形の寒河江から鶴岡に抜ける月山道路の、「道の駅月山」内にこのお立ち台はあります。高さは34m。海外のジャンプサイトに比べればそれほど高いジャンプではありませんが、それでも遊園地系とはわけが違います。しかも下はクッションなどない川そのもの。ジャンパーは「ふれあい橋」という、何とも言えないお役所的ネーミングの橋から、「梵字川」という、いかにも宗教色の濃い名前の川に向かって飛び込むことになることになります。
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