もうすぐアメリカの大学バスケットボールのナンバー1を決める大会、NCAAトーナメントが始まります。
アメリカの大学バスケなんて日本で報道されないだろと思いがちですが、日本でも八村塁選手が強豪のゴンザガ大学に進学した時から、少しずつ報道されるようになってきました。
そして今回は八村塁選手にとって、おそらく最後となるNCAAトーナメント。
今年のドラフトにエントリーすることは間違いないので、八村塁選手の最後となる NCAAトーナメントは日本でも大きく報道されると思います。

そこで、学校や職場などで、この話題になった時に、へぇ〜そうなんだ。と思われそうな2つの用語について紹介します。

マーチ・マッドネス

3月中旬から4月におこなわれる、NCAAトーナメントですが、これを別名『マーチ・マッドネス』と言われています。
日本語訳でいうと、『3月の狂乱』です。

今回のNCAAトーナメントは、日本のニュースでも少し放送されそうなので、見てもらえばわかると思いますが、狂乱という言葉がピッタリなくらい盛り上がります。
どれぐらいの盛り上がりか気になる方は、YouTubeで検索すれば見れると思います。
学生の試合とは思えないです。
ある程度に大都市にしかないプロチームから住んでいるとこが遠い人達からすれば、地元の大学がNCAAトーナメントに出れば、地元応援するのは当然ですね。
その応援レベルが狂乱なので、マーチ・マッドネスとなるのでしょう。

あとは、1発勝負のトーナメントということです、アップセットが起きやすいところもあるかなと思います。
アップセットとは番狂わせのことですね。
最近日本だと、ジャイアント・キリングと言うケースが多いですね。
アメリカスポーツだとアップセットと呼ばれます。
地元の大学がアップセット起こせば、そりゃ狂乱しますよね。

『ワン・アンド・ダン』と『アーリーエントリー』

この言葉は、直接NCAAトーナメントの試合に関係する言葉ではないですが、知っていれば通ぶれるかなと思いチョイスしました。

現在のNBAのドラフトにエントリー出来る条件として、アメリカ在住の場合は19歳以上で高校卒業から1年が経過していることが条件ですので、高卒でのNBA入りは認められていません。
元々高卒からNBA入りする選手が多いわけではないですが、それでも年に何人か、高卒ブームの時は10名近くは指名されました。
高卒禁止になってから、1年だけ大学に行きすぐにドラフトにエントリーする選手が増えました。
この1年だけ大学に通いすぐにNBA入りする事を、ワン・アンド・ダンと呼ばれています。
近年のドラフト上位の選手は、このワン・アンド・ダンの選手が多くを占めいています。

ここで、あれ?と思うのが、1年大学に通ってドラフトにエントリーしてNBA入りって大学卒業は?
ってところだと思います。
他のアメリカのプロリーグはどうかわかりませんが、NBAでは大学4年間通わなくても、本人に自信があれば、ドラフトにエントリーする事が可能です。
この事を『アーリーエントリー』と言います。

アーリーエントリーにも色々細かいところはあるんですが、とりあえず卒業まで待たなくても、ドラフトにエントリー出来るんのが、アメリカのバスケです。
八村塁選手は現在3年生ですが、もう1年大学に残る事はなく、このアーリーエントリーでドラフトにエントリーする事が確実です。

まとめ

今回はNCAAトーナメントに関する用語を簡単に紹介しました。
アーリーエントリーは、日本のスポーツ界ではないとは思うので、八村塁選手が3年生なのに、今年のドラフト上位指名候補になっているのか話題になった時に、このアーリーエントリーをドヤ顔で教えてみてはいかかでしぃうか。

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