お酒で太りやすくなるのはなぜ?

お酒を飲みながら食事をすると太りやすくなります。これはアルコールが体内に入るとアルコールの代謝が優先され、食事やおつまみのエネルギーが体内に蓄積されやすくなる為です。さらにお酒を飲むことで食欲も増し、食べ過ぎてしまいがちになるので、注意が必要です。飲酒が習慣化している方は、休肝日を作ったり、飲酒の全体量を減らすように心がけましょう。

太りにくいお酒の選び方

ビールや梅酒、甘いカクテルなど糖質を含むお酒は、血糖値を上げ、体脂肪が合成されやすくなります。ダイエット中であれば、蒸留酒(焼酎やウイスキーなど)がオススメです。糖質フリーのビールにしたり、焼酎は甘いサワーではなく、無糖のソーダや水で割って飲むのもいいみたいです。梅には浄血作用があるので、焼酎であれば梅干しを入れて飲んだりするのも良いでしょう。

また、安いワインを何本も飲むより、少し高めのワインにするなど、お酒の質を良くする事で、飲み過ぎを防いだり、悪酔い予防にもなります。

太りにくいお酒の量や飲み方とは、、、

アルコールの種類に関わらずアルコールの多量摂取により、肝臓での中性脂肪の合成が増加します。健康な方のお酒の適量は、1日当たり純アルコールで20gとされていて、ビール500ml、日本酒180ml、焼酎90ml、ウイスキー60ml、ワイン200mlを目安にしましょう。

また、お酒を飲むペースが速いと中性脂肪値を上げ、飲み過ぎてしまうので、水やウーロン茶を途中で飲んで、ゆっくりとしたペースで飲みましょう。ちなみに、21時を過ぎたら体脂肪が合成されやすくなる為、お酒を控え、おつまみを摂らない様に気を付けましょう。

飲酒時の食事にも注意!

太りにくいに注意するなら、飲酒時の食事にも気を付けましょう。空腹でお酒を飲むと血糖値が急激に上がるので、お通しやサラダ、枝豆など食物繊維を含む低カロリーのものを摂取してから飲み始めるのが良いでしょう。

また、飲酒をすると食欲が増す為、ダイエット中の方はおつまみ選びに注意が必要です。揚げ物より煮物や蒸し物、刺身などを選び、脂質の多いチーズやクリーム系を避け、脂質の少ない赤身肉や魚、大豆製品を選ぶと良いでしょう。ビタミンやミネラルを含み抗酸化作用のある緑黄野菜も忘れずに摂取しましょう。

ところで、お酒を飲みたいから、ご飯を抜くという方がいると思いますが、これは血糖値を乱す原因になるのでオススメ出来ません。ご飯をある程度食べながら、おかずをバランス良く摂取し、適量のお酒を楽しみましょう。

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