これで「正座」の時間を乗り切れ!痺れない座り方とは
先日、法事の機会があり、私の苦手な「正座」を強いられました。いつもだったら、すぐ痺れてしまいましたが、実践したら、多少は痺れ自体はあったものの、それほど苦も無く乗り切れました!
足が痺れるのは「正座」のせいではなく、座り方!
「正座」で足が痺れてしまう原因は、座ったときに皮膚の近くにある血管や末梢神経が圧迫され、末梢神経の機能が低下してしまうことにあります。血流が滞り酸素が不足した末梢神経は異常を知らせる電流を流し始めるのですが、この電流こそがビリビリとした痺れの正体です。
正座するときにかかとを立ててその上におしりを乗せてしまう方法も、体重がかかるため、これでもすぐに痺れてしまいます。
痺れない「正座」の仕方とは
痺れないためには、まずできるだけ背筋を伸ばすことで体重が足にかかりにくくさせること。背筋を伸ばさずにダラッとしてしまうと、体重が余計にお尻部分にかかって足が痺れやすくなります。
また正座する際には左右の足をハの字にして、お尻を足と足の間におさめるように置くと、足の上に重心がかからないので痺れにくくなります。さらに腹筋に力を入れることも大切です。正座した状態で腹筋に力を入れて、腰を少し上に持ち上げるようにしてみましょう。そうすると重心がかかる部分が変わり、足にばかり負担がかからないので楽になります。
完全に痺れないためには、普段から「正座」しておくこと!
それでも、完全に痺れから逃れられるわけではありません。ですが、普段から練習しておけば、痺れずにいられる時間は長くなるそうです。最初は5分程度の短い時間で正座してみて、慣れてきたら10分、20分と時間を長くしていきましょう。また正座をするときは、背筋をぴんと伸ばす、つま先を座布団の端に寄せると正座に耐えられる時間が長くなります。ぜひ正座のちょっとしたコツを覚えておき、いざというときのために備えましょう。
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