はじめに

みなさんが生活していく中で必ず色を見ることがありますよね。
洋服のコーディネートで色を決めたり。花の色や自然の色に目をやったりと、何となく色と向き合っている私たちですが、色からの情報を受けることによって、私たちの行動や心理に影響を与えていると言われています。
今回はそんな色彩心理について紹介したいと思います。

色彩心理とは?

人間が色を見るためには、光と物体と色覚(色を脳で感じる能力)が必要です。
人間は、物体から反射して来た光が、物体の色として感じるのです。
そして、その色を認識する時、何らかの心理的作用が働くことがあります。
色彩は、基礎心理学の各分野で研究されています。
色彩検定やカラーコーディネーターの試験にも登場する
色の対比、色の同化など、色知覚についての研究です。

そして、応用心理学として、産業、環境、文化、芸術など様々な領域で扱われ
実際に、建築、環境、マーケティング、商品開発などで活用されています。
また、色彩を使った性格検査(投影法)や、芸術療法、
呼吸法やイメージ療法など、心の治療や援助にも使われています。

赤の心理とは

1つの事を言えば強いエネルギー
赤色は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色で、積極的なリーダータイプの人に好まれる色です。
また、やる気になっている時・元気がほしい時・自信を取り戻したい時・自分をアピールしたい時など、エネルギーが満ち溢れているか補給したい時に赤が好きになる人が多いです。
一方で、赤には「怒り・攻撃的」といったネガティブなイメージもあります。怒りや攻撃性も強いエネルギーのひとつ。活力や情熱と同じ強いエネルギーが、ネガティブな表れ方をしたものです。

青の心理とは

青は心身の興奮を鎮め、感情を抑える色です。青の効果を取り入れれば、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できるようになります。
これは青の光が「副交感神経」を刺激し、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくりと深くなるためと考えられます。
青は心身を落ち着かせ、長時間の集中力を助けるので、単純作業や頭脳労働の場所で使うと効果的です。集中力を乱さず、冷静な判断力で、飽きずに的確な仕事をすすめることができるようになるでしょう。

スポーツの野球ではピッチャーが興奮しないように、キャッチャーのミットは青色にするという選手もいますね。

最後に

他の色にもたくさんの意味があったりするので、気になる色があれば調べてみてもいいかもしれませんね。

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