意外と知られていない干支の由来とは?干支の動物には意味がある?
十二支の動物に意味はなく、庶民にわかりやすくするために、後から身近な動物を割り当てたもので、各月に多少ゆかりのある動物の名前が付けられたと伝えられています。
はじめに
みなさんは自然と生まれた年の干支を覚えたり、毎年来るお正月の時に何年か確認したりしますよね。小さい頃から十二支を繰り返し言ってたりもしましたね。
しかし干支の由来までは教えてもらえないことの方が多いですね。
今回は少しですが干支について紹介したいと思います。
十二支
「十二支」は、太陽系の5つの惑星の中で最も重要とされる木星の運行を12に区分したことがはじまりとされ、それが12か月の月の呼び名として使用されるようになり、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥(ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い)」の12種類で数えていました。
十二支の由来
◆子(ね・ねずみ)
ねずみの繁殖力はとても強く、子孫繁栄、財力の象徴とされていました。
◆丑(うし)
肉は大切な食料に、力は労働にと社会に密接に関わる干支です。
◆寅(とら)
虎は毛皮の美しい模様から前身は夜空に輝く星と考えられました。
◆卯(う・うさぎ)
兎の穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍を表します。
◆辰(たつ)
伝説の生き物・龍は瑞祥と言われ、古来中国では、権力者の象徴として、扱われました。
◆巳(み・へび)
執念深いと言われる蛇ですが恩も忘れず、助けてくれた人には、恩返しを行うと言われています。
◆午(うま)
人との付き合いが古い動物。人の役に立ち、人間も馬を大事に扱いました。
◆未(ひつじ)
群れをなす羊は、家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らす事を意味しています。
◆甲(さる)
山の賢者で、山神の使いと信じられていました。信仰の対象としても、馴染み深い動物です。
◆酉(とり)
人に時を報せる動物。「とり」は“とりこむ”と言われ、商売などには縁起の良い干支でもあります。
◆戌(いぬ)
社会性があり、忠実な動物。人との付き合いも古く親しみ深い動物。
◆亥(い・いのしし)
猪の肉は、万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされています。
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