はじめに

若い時は何も治療しなくても次の日もイキイキした感じに過ごせたりもしましたね。しかし、年齢を重ねてくると次の日にも疲れが残ってきたりします。そんな時にはマッサージなどもありますね。その他にも鍼治療などもありますね。マッサージなどは、ほぐして疲れを取るのはわかりますが、鍼はどのような効果で疲れなどを取るのでしょうか?今回は鍼治療について少しですが紹介したいと思います。

鍼治療

「鍼術とは、一定の方式に従い、鍼をもって身体表面の一定部位に、接触または穿刺、刺入し、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防または治療に広く応用する施術である。」 と定義されています。

歴史

鍼灸の歴史は大変深く、紀元前の中国ではすでに鍼治療が広く流行したという文献も残っており、約2000年以上の長い歴史がある伝統医学です。
日本では奈良時代に伝えられたとされ、江戸時代には庶民にも広まったとされています。
その後、明治政府の方針で西洋医学が強く推し進められることになり、鍼灸や漢方などを主流とする日本の伝統的な医学は下火を迎えますが、その後も民間での支持は強く、鍼師、灸師は国家資格として制定されることになりました。

効果

特定の部位やツボに対して、鍼・針を刺入したり接触させることで、刺激量を調整し、健康的な身体作りの手助けをしてくれます。
総合的に、鍼灸の刺激は自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用します。
その結果として、筋緊張の緩和や血液及びリンパ液循環の改善を促します。
生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)そのものを改善させる働きがあると考えられています。
また、諸説がありますが、痛みの軽減や抑制など鎮痛効果もあるとされています。

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