もはや国民食と言ってもいいほど、定着しているラーメン。
月に何回も食べに行く人も多いのではないでしょうか。

私自身はそこまでラーメンを食べるタイプではないんですが、そんな私でも無性に食べたくなる時が、お酒を飲んだ後です。
そこまで好きでもないラーメンがなぜ食べたくなってしまうのか・・・
調べてみました。

糖質が関係している?

お酒の席は楽しくて、ついついお酒が進みがちです。
お酒を飲むと胃から吸収されたアルコールは肝臓へ運ばれます。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されてから、さらに二酸化炭素と水に分解されて排出されていきます。

このアルコールが分解される過程には、糖質が必要になってくる為、血糖(血液中の糖質)も消費されていきます。
すると血糖値が下がって体が糖質を求めるようになります。そのためにラーメンのような糖質の多い食事が欲しくなってしまうのです。

でも糖質の多い食事なら、ご飯、パン、パスタなどほかにもありますよね。なぜラーメンなのでしょうか。
街にはラーメン屋さんが多いのでお酒を飲んだ後に誘惑にかられてしまう、ということもありますが、やっぱり体がラーメンを欲しがるのは理にかなっているのですね。

飲酒後はアルコールの利尿作用で尿と一緒にナトリウムが排出されます。そのため体がナトリウム(塩分)を求めることがあります。ラーメンのスープは塩分が多く含まれているので食べたくなるのです。

そのほかにもアルコールが分解される段階で使われて不足するアミノ酸が、旨み成分としてラーメンのだしに使われているため、という説もあります。

飲酒後の体が本能的に求める数々の成分はラーメンにバッチリ入っていた・・・だからラーメンを食べると体が喜び、やけに美味しく感じられるんですね。

食べたいけど我慢したい。そんな時は

体が求めているから、酒の後のラーメンは間違っていないんだ!これからは罪悪感なく、どんどん食べていこう!
と思いたいところですが、ラーメンは400~800kcalと軽く食事1食分に相当するカロリーがあるので、カロリーオーバーが気になります。
シメのラーメンを繰り返していると簡単に太ってしまいます。

そこで、シメにラーメンを食べないように我慢することも大切だと思います。こんな工夫でラーメンを我慢しましょう。

・ラーメン屋に行かない
ラーメン屋に行きたくなったり、仲間に誘われたりすることは多いと思うのですが、シンプルにラーメン屋に行かないことが一番です。

飲酒後はラーメンを食べに行くのではなく、お茶をしに行くのがヘルシーです。カフェ、ファミリーレストランなどに行くようにしましょう。ここでカロリーの高い物や甘い物を選ばないようにしてください。

・水分をたくさんとる
飲酒中にアルコール量を増やさないために、お酒の合間にチェイサー(水やソフトとドリンク)を飲むようにします。また、飲酒後にも水分をたくさんとるようにします。

・しじみの味噌汁
しじみにはアルコールが分解される段階で消費されるアミノ酸や亜鉛が豊富に含まれます。また味噌汁にもアミノ酸が含まれており、水分補給にもなります。
ラーメンからではなく、ヘルシーなしじみから栄養を補給。しじみの味噌汁はアルコールの分解を促進させるので、二日酔い防止にも効果があるのも有名ですね。

・ビタミンたっぷりのフルーツを
アルコールを飲むとビタミンも消耗します。ビタミンをたっぷり含み低カロリーなフルーツで代替えを。糖分も補給できます。

ラーメンは脂肪や塩分も多く、食べ過ぎは生活習慣病のリスクを高める可能性もあります。
また夜に食べると翌朝の胃もたれの原因になるので、飲酒後に何か食べるならヘルシーで消化の良い物にして、体を労りましょう。

でも、たまには、飲んだ後のラーメン・・・もありかなと笑

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